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『べっぴんさん』第116話~121話(第21週)感想
あらすじ
万博を翌年に控えた昭和44年(1969)4月、
キアリスは創業20周年を迎えました。
アメリカに留学していたさくらと健太郎が
帰ってきて、キアリスに入社!
あと、勝二が名前のない喫茶店を開店。
21週目は、ドラマの第1話のシーンの
キアリス創業20周年パーティーの場面から
スタートしました。そのパーティーに
乗りこんできたさくらと健太郎。
なーんと、キアリス入社試験を受ける!
…のはまあいいとしてですよ、試験は人事部長に
直接頼んで面接から受けるという暴挙!
これ人事部長更迭もんでしょ…。
さくら、結果的に実力(?)で入るも、
遅刻はするし愚痴は多いし課題は持ってこないし、
違う会議に乱入して、仕上げた課題を
見せるという…。
何か、何かな…。さくらの好感度を
下げようとしているのかこのドラマ?
二郎の時といい、この入社の経緯といい
入ってからの態度といい酷すぎです。
さすがにこれでは、さくらの中の人が
気の毒になる役柄です。ヒロインの娘なのに…。
そもそも入社に至るまでもね…。
さくらも健太郎も熱意があるなら、
それぞれの親に入りたい旨を説得するとか、
それなりの入り方もあったはず。
そうすれば、大きくなったキアリスだって
事業承継や後継者を考えなければいけない時が
必ず来るのだし、創業者の子どもが入社するのを
「これから」へのターニングポイントとして
描くこともできただろうに。
キアリスは、今も昔もなあなあの社風ではあれど、
これではあまりにも他の社員がかわいそうです。
新人研修の指導に燃える悦子さまのお姿が凛々しく
美しかったですが…、そういえばさくら、前に
キアリスでアルバイトしてなかったっけ…?
その時習ったんじゃないのか、おじぎ…?
もう突っ込みどころ満載ですが、あと約1か月。
誰の、何の物語かわからなくなった
べっぴんさんはどこへ行くのやら…。
『べっぴんさん』第110話~115話(第20週)感想
あらすじ
タケちゃん、祝・結婚。
喜代さん&忠さん(と龍一)旅に出る。
さくらと健太郎はサクラサク!
サブタイトル通り、それぞれの旅立ちが
描かれた20週。ついにタケちゃんの
片思いに終止符が打たれました!
明美さんとはくっつかないというオチで!
「もうなくしたくないんや、家族を。
そやから作りたくない」
幸せの形は結婚や家族だけじゃない。
だけじゃないんですが…。
それでも、タケちゃんと明美さんが
築く幸せを観たかったのが本音です…!
たみ子に不満があるわけではないですけども。
今週で喜代さんと忠さんも退場。
このドラマの中で数少ないまともな
人物だった2人がいなくなるのは寂しいですが
これからは坂東家に振り回されず、自由に
やっていただきたいです。喜代さんは特に!
すみれ達は服作りを久々に思い出し、
子どもたちに服を作って送り出しました。
龍一、体に気をつけて!
さくら、健太郎、合格おめでとう!
紀夫とすみれは初の2人暮らし。
なんだかんだありましたがいい最終回でした。
…じゃなくてまだ続くんですよね。
で、何の話でしたっけ?べっぴんさんって。
…となったのを脚本家も思い出したのか
次週、キアリス20周年にワープのようです。
実際そろそろまじめにお店の話やらないと
モデルとされているファミリアがあまりに気の毒…。
『べっぴんさん』第104話~109話(第20週)感想
あらすじ
五月、出産。五十八、はなの元へ…。
いやーすごい。すごいです。
「失恋、しちゃった…」
これで、さくらの家出終了~。
えっ、ひと月まるまる引っ張って
最後はこれ?失恋っていうか、ただ
友達の彼氏を奪おうとしてただけっていうかさ…。
ともかく反省した様子のさくらですが、
視聴者はさくらのゲスっぷりを嫌ってほど
観ちゃったから、これからどうしたって
色眼鏡で見ちゃうっていうか…ねえ…。
五月と二郎に関しては、もう自己責任って
いうか、避妊しろよのひと言ですね。
それにしても、五月はどうやら坂東家で
出産したようなのですが…なぜ?
昭和30年代ならもう病院出産が主流では?
まあ、別に他人が出産しようが、家主が
いいならいいとはいっても、身内である
五十八が子ども達にも看取られず、一人で
死んじゃうってのはどうなんでしょうか。
せめて干し柿食べさせてやれよ…(涙)
逝く人、生まれてくる人。
それがさくらとすみれの心を近づけた
…という描写のつもりなら、何か、何かな…
人の心がわかってなさすぎです。
次週、タケちゃんが漢を見せる?と思ったら
明美さんが栄輔にもたれて…って何!?
ちくしょう、来週も観ちゃいます(笑)
『べっぴんさん』第98話~103話(第19週)感想
あらすじ
キアリスの生地を作るメリヤス工場や
さくらのこと…。悩み多きすみれですが
同じく悩み中の五月を家で預かることに。
うわー…とドン引きなことが多かった18週。
昭和35年の夏になり、子どもらも夏休みですが
相変わらずさくらは家出中。しかもこの子、
ヒロインの娘にしてはゲスすぎやしませんかね…?
五月と二郎が付き合っていてショックまでは
まあわかります。が、その五月が行方をくらまして
今がチャンスとばかりに二郎にアピールたあ
この時代にしてはえらい積極的だなと…。
おまけに、五月が妊娠して身を引いたのだと
知りながら、それを二郎に告げないまま
一緒に東京についていこうとするとか…。
19週で改心の兆しを見せるようですが、
ここまで腹黒い性格が描かれちゃうとねえ…。
メリヤス工場は皇室御用達のキアリスの
取引先なのに経営難?タケちゃん…もとい
足立部長に取引先の社長の入院の話が
耳に入らないわけないんじゃ?とか
栄輔まさかのすみれに失恋で
逆恨みだったのかよ…ガッカリぽんだよ…
みたいな展開にうんざり気味ですが…。
唯一、五月と喜代さんのやり取りには
心洗われました。五月とお腹の子のために
腹巻を編む喜代さん…!
何かしてもらったら「ありがとう」の五月…!
「この家におったら、ありがとういう
言葉しか、出てけぇへんなぁ」
この言葉、どっかの家出娘にも
聞かせてやりたいです…。
五十八さんにも退場の気配が出てきましたが
19週はもう少しまともな展開であってほしい…。
『べっぴんさん』第92話~97話(第18週)感想
あらすじ
未だ家出中のさくら。
潔に真っ向勝負の栄輔。
五月と二郎は付き合っていた。
すみれは…お仕事。
17週も酷かったですなあ…。
さくらは単なるわがまま娘で観ていて不快。
栄輔もせっかく再登場したのに、なぜこうも
不愉快キャラになって帰って来たのか…。
なんせ、潔の前では常に手をポケットにin。
兄貴超えのアピールかもしれませんが
あれではただの粋がってるガキです。
ともかく、五月と二郎が恋仲であることで
さくらは失恋確定なわけですけど…。
これがすみれとの母子仲修復に繋がるって
流れでしょうかね。ああ…それもどうなのよ。
癒しはやはり悦子様…。小山が相手だと
さんざん匂わせてたから特に驚きもなし。
おめでとう悦子様!お幸せに悦子様!!