![]() |
トップページ > 文学関連 | |||
再読の坊っちゃん
↑集英社文庫版。表紙は東村アキコさん!
このほど、夏目漱石の『坊っちゃん』を再読しました。学生時代以来約10年ぶり?
同じ本でも、1回目に読んだ時と再読した時で感想が異なってくるのは
何故でしょう。結末を知りつつ読むからなのか、それとも自身の成長や
嗜好の変化によるものなのか。不思議なもんです。
学生時代に読んだ時は、こりゃ明治時代の教師びんびん物語ぽいねー。
…という感想した抱かなかったのですが、今回はまったく違う読後感でありました。
追記以降、何ちゅうかこう…みたいな再読感想を綴っております。
ご興味ある方はよしなに。
ちなみに再読のきっかけ
↑この1コマ
朝顔につるべ取られてもらひ水
はい、本日の日記のタイトルは
加賀千代女さんの有名な句ですね。
後年「朝顔や~」と、切れ字の部分が
詠み直されたそうですけども。
朝顔が井戸のつるべに巻きついて
ツルを切るのが可哀そうだから水は汲まずに
隣にもらってきた…という
風情あふれる句です。
…以上、本日の枕でしたが
朝顔といえば、わたくしも今年
緑のカーテン計画で種を撒いたのでした。
→コチラとコチラ!
で、今週やっと花が咲きました。
ええ、わかってますもう9月です。
…。
なんか、花びらがデロンとしてるような…!?
秋の気配がする今、わたくしの朝顔は
急いでつぼみをつけまくっています。
遅っ!!!
あ、緑のカーテン?
そこまでツルは伸びませんでした…orz
ひとつも下ネタのつもりはなかったんだぜ…
先日、酷寒の中クリスマス市に行ったという
日記を書いたんですがね→コチラ!
その時
「お手々がちんちんするよ…ママン…orz」
と書こうとしたら。
旦那が
「NO! 下ネタ!!Σ(゚Д゚) 」
とガン切れしたもんで、
お手々がじんじんすると書きかえました。
下ネタなんざは今さらじゃないかと思いつつ
疑問がひとつ。
『お手々がちんちんする』
って下ネタになるのでしょうか…?
新美南吉著「手袋を買いに」で、
こぎつねが手が冷たくなった事を
こう言ってたのですが…。
気になって調べてみたら、やはりこの表現は
作者独自のものらしいです。
で、やほお先生に聞いてみたところ
>おててがちんちんする で検索した結果
1~10件目 / 約269,000件
…。
戸惑ったお仲間を多数発見!!キタ(゚∀゚)ッ!!
名作はこうして語り継がれていくのですね…(違)
私の好きな詩-「室生犀星・雪くる前」
トラックバックテーマが
「好きな「詩」はありますか?」
ということで…!
興味深いテーマですので参加させていただきました。
実は私め、大学では国文学を専攻しておりました。
好きな作家もいるのですが、
本日は好きな詩ということでお1つ。
室生犀星の「雪くる前」に一票です。
室生氏といえば「ふるさとは遠きにありて…」を
思い出す方が多いでしょうけども。