ハピネスチャージプリキュア！第22話感想＆考察

2014 - 07/03 [Thu] - 15:58

プリキュアシリーズ10周年お祝いコメント
22回目の担当はキュアビューティ。

いつ見ても、まさにビューティ…！

ハピネスチャージプリキュア！第22話
『新たな変身！？フォーチュンの大いなる願い！』
の感想です。

今回のあらすじ
ぴかりが丘を襲撃したプリキュアハンター・ファントム。
キュアフォーチュンはプリキュアの墓場ともいえる
謎の空間で死闘を繰り広げるも劣勢。
すわ姉・キュアテンダーと同じようにやられる！？と思われた
彼女を助けたのはなんとキュアプリンセス。プリンセスが
謝罪と共に差し出したプリカードで叶えたいおなの願いは…。

キュアフォーチュンとファントムが対峙した場所、
通称・プリキュアの墓場。クイーンミラージュの
「鏡の数は不幸の数…」の言葉通り、たくさんの
鏡の中には悲しそうな女の子たち。この子たちが世界中の
プリキュアで、かつファントムに倒された子達のようです。

その中にはいおなの姉・まりあも。
かつてのキュアテンダーですね。
「キュアフォーチュン、お前もここで息絶える。
それがお前の運命だ！」
「ファントム…あなたを倒す！この命に代えても！」
2人の死闘が始まります…。が、腰の剣を抜いた
ファントムのパワーはまさに圧倒的。フォーチュンの
力は通じず…、ついに変身が解けちゃいました。

ところで変身が解けた際、バスタオルみたいなものを
纏ってると思ったら、何だかカボチャパンツみたいなのを
履いて、上はビスチェっぽいセパレート？
変身を解かれてひん剥かれたいおなが落としたプリチェンミラーを
見て、それがキュアテンダーのものと気づいたファントム。
何でわかるのやらww
そして、目の前のいおながテンダーの妹であると察しました。
「キュアテンダー…数いるプリキュアの中でも
際立って強いプリキュアだった。だが…」

かつてキュアテンダーがファントムと戦った時、それを
見ていたいおなをかばう形でテンダーは倒されたのでした…。
いおながひめを目の敵にしていたことから、テンダーは
もしかしてプリンセスをかばったのかと思ってたんですが…
これではテンダーが倒された原因の一旦はある意味
いおなでもあるんじゃ…。ひめを憎んでいたのは、本当は
自分への怒りをひめにぶつけていたのかもしれませんね。。

そして、ファントムはキュアフォーチュンのプリカードを
燃やしてしまいました。それが意味するところは…
「姉を助けることはできない。もはや戦う力も無い。
お前の願いはもう叶わない」

涙を流すいおなを見て、さらにファントム…。
「いい絶望だ。お前達の不幸がミラージュ様を安堵させる。
姉のキュアテンダーと同様に、絶望しながら鏡の中で永遠に眠れ！」
止めをさそうとするファントムを見つめながらも
動けないいおな…。けれど、このままでは終わりません。
「フォーチュン！」と呼ぶ声はプリンセスのものでした。
なんとプリンセス弾丸マシンガンでフォーチュンの
ピンチを救いました…！

ハピネスチャージプリキュアの3人はぴかりが丘の
お掃除後（←この表現なんとなく物騒ですなw）
ぐらさんからフォーチュンがいなくなったことを聞き
フォーチュンの行方を探す中、ブルーによって彼女が
別の空間にいることを知ります。
クロスミラールームから祈りとブルーの力で何とか
フォーチュンの元へたどり着いたハピネスチャージプリキュアさん達。
目的はフォーチュンを助けることと…プリンセスはもう1つ。
「神様お願い！フォーチュンを見つけて！私、フォーチュンに
言わなきゃいけないことがあるの！だからお願い！お願いします！」
言わなきゃいけないこと。それはなんと…
「フォーチュン！プリカード全部あげる！」と、それから
「アクシアを開けたこと…どう謝ればいいか考えたわ…。
でも、どう謝ったって、何度謝ったって、許される事じゃない。
許してなんて言わないわ！これで償えるとも思わない！
でも！私にできることは、これしかないから！
あげられるものは、これしかないから！」

いおなの言う通り、ひめにもブルースカイ王国を
救いたいという願いがあります。それでも、これが
プリンセスの謝罪の形でした。
「大丈夫。プリカードはまた集められる。あなたの願いを
先に叶えて！お姉さんを助けてあげて！本当にごめんなさい！」
プリンセスが頭を下げました…。
対するフォーチュンから出た言葉はというと。
「…違う…違うわ…。悪いのはあなたじゃ…。悪いのは
あなたじゃない…幻影帝国よ…。あなたは世界を救うために
彼らと戦っている…。もう、充分償っているわ…」
姉・まりあのことでファントムに、そしてひめにと
怒りをまき散らしていたいおな。でも、ちゃんと
わかっていたようです。ひめの頑張りを…。
「友達が戦ってるのに、私一人逃げるわけないでしょ！」
だって、プリンセスはもう逃げない。それどころか
あのファントムと対峙してるんですから。
さあ、プリンセスの差し出したカードでいおなの
プリカードファイルはいっぱいになりました。
ハピプリでは、かつてのスイプリの
「もうすぐ幸せのメロディが完成するニャ！」詐欺とは違い（笑）
カードが集まればスパッと願いを叶えてくれるようです。
いっぱいになったプリカードファイル。いおなにぐらさんが問います。
叶える願いは姉の救出？ファントム消滅？幻影帝国を滅する？
って、プリキュアにそぐわない物騒な単語がちらほらw

けれど、いおなの気持ちは揺れます。
「誰かを助けるとか、誰かを消すとか、そういう
願いではどこかに不幸が残ってしまう…。
私は、みんなを助けたいの。…みんなの願いを叶えたい！
この手で！なにより今、友達を助けたい！」
「世界平和」って願えば全部叶うような気もしないでも
ないんですが…、ぐらさんの言うようにそれができるって
保証はどこにもない、不幸が残る確率がある以上…
いおなは自分で戦う道を選ぶのでした。
「プリカードよ！私にプリキュアの力を！」
プリカードで新たに支給されたアイテムは
フォーチュンピアノとプリカード。
「プリキュア！きらりんスターシンフォニー！」

「夜空にきらめく希望の星！キュアフォーチュン！」
新・キュアフォーチュンであり真・キュアフォーチュン。
ファントムに今度は3人がひん剥かれましたが、
フォーチュンがその前に躍り出ます。友達を守る為に。

姿はあまり変わらねど、絶対的に以前と違う点。
「私はずっとあなたへの憎しみで戦ってきた。
姉の敵を討つために。でも今は守りたい。世界の全てを。
こんな私に大切なものをくれた友達を！」
『友達』には、ひめもちゃーんと含まれています。
「プリンセス。あなたにはひどい事ばかり言って…
私のほうこそごめんなさい！」
フォーチュンも頭を下げます。そして「ありがとう」と…。

涙ぐむひめ、笑顔のめぐみとゆうこ、リボン。
フォーチュンにプリカードをあげたってことは、願いを
いおなに譲るというひめの意思をめぐみとゆうこが
了承したってことですからね…。いい友達です本当。

さあフォーチュン、ファントムと再戦です。
「お前はキュアテンダーと同じだ。己の甘さで身を滅ぼす！」
テンダーは甘かったんじゃない。守るものがあった。
その気持ちを無駄にしないためフォーチュンは挑みます。
今度はファントムを圧倒！友達を想う心が新たな力を
生み出したのでした。
「私は幸せだわ。姉から愛をもらって、友達から優しさを
もらって、私もこんな風に誰かを幸せにしたい！」
転じて劣勢のファントム。
「幸せなど幻…この世界は不幸に滅ぶ運命だ！」
こう言う彼も、ミラージュの安堵、つまり幸せのために
戦ってるんだよなあ。けっこうな矛盾です。

ファントムの攻撃を無力化し、剣まで折ったフォーチュン！
「滅ぶのが世界の運命なら…私が変えるわ！この
キュアフォーチュンが、希望の星になって不幸を打ち砕く！」
そしてフォーチュン、新アイテムと新技披露！
ラブプリブレスがないかわりにタンバリン支給です。
なんとサンシャインの尻タンバリン継承者はフォーチュン!
「星の光を聖なる力に！　フォーチュンタンバリン！」
タンバリン…っていうか…どこかで見たような…
クリィミーマミのアレみたいな…（笑）

「プリキュア！スターライトアセンション！
星よ天に還れ！」
ファントムを浄化…とはいかずとも、かなり
追い詰めたのですが…、そこに響いた声。
「何をしているの？」

クイーンミラージュお目見えです…。けっこうな迫力！

次回、ブルーとミラージュの因縁も明かされるかな？
ひと山越えたひめといおなの仲もこれからのようですな。。
結局なんでひめがアクシアを開けたのかは明かされず仕舞い？
いおなが何でそれを知っていたのかも明かされず仕舞い？
そこだけまだ消化不良ですが、いおなもどんどこデレそうな予感w