こちらは札幌在住主婦さかいの萌え語りの場です。アニメ・漫画感想や札幌こぼれ話に双子育児・麻雀などなど。

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思い出のマーニー ネタバレ&感想

2014 - 08/20 [Wed] - 15:47

産前最後の映画鑑賞にと、入院前に観た
『思い出のマーニー』のネタバレと感想です。
あなたが大すき
北海道が舞台となった作品ですし♪
でも季節が冬設定だったら絶対キツいです、この作品w
あと映画のキャッチコピーはポスターの通り
「あなたのことが大すき。」ですが、ボツになった
コピーに「ふたりだけの禁じられた遊び」やら
「ふたりだけのいけないこと」だったとか…!
様々なうわさが流れていますが、どうしたジブリ!?
みたいなね…(笑)

追記にネタバレありますのでたたみます。

『思い出のマーニー』あらすじ
北海道札幌市に住む、容姿・境遇・病気などの
事情から日々疎外感を感じている少女・杏奈。
夏休みを利用して釧路方面にぜんそくの療養に
行った先で見つけた湿めっ地屋敷。そこで
出会った不思議な少女マーニーとの交流が
描かれますが、マーニーのことは他の誰も
知らない。マーニーの正体とは?
そして杏奈の揺れる心はどうなる?

・魔法の輪
「この世には目に見えない魔法の輪がある。
輪には内側と外側があって、私は外側の人間。
でもそんなのはどうでもいいの。私は、私が嫌い」

物語は杏奈の言葉で始まります。杏奈は中学生。
スケッチの課外授業では同級生の輪から外れ、
喘息持ちであることで夏休みは1人で療養へ。
さらに母親とは血が繋がっておらず、また容姿も
他の人とはちょっと違って瞳がかすかに青い。
杏奈
…とまあ、思春期の少女が背負うには重すぎるほど
疎外感の原因オンパレードです、杏奈。
けれど、実は輪の外側と内側なんて曖昧だったりします。
メビウスの輪の外側が内側になって、また外側になるように
いつの間にか現実と不思議な世界を行き来する。
そんなストーリーだったと思います。

・杏奈とマーニー
杏奈がホームスティする町の海岸にほど近い、
入江の湿原に建つ古いお屋敷。現在は誰も
住んでいないそこをまっすぐ目指す杏奈。
まるで、何かに突き動かされるように…。
そこで出会った少女・マーニー。
マニ子
彼女のことを聞き、また自分のことを語ろうとするも
いつの間にか意識を失っていたり、と思ったら
夢にマーニーが出てきたりと不思議なことが
起こります。それでも、マーニーと過ごす時間は楽しい。
ボートに乗ったり、パーティに紛れ込んだり。
「私たちのことは秘密よ、永久に」
う~ん、まさに思春期の女の子!しかもハグしまくりw

ところで杏奈がマーニーを初見で受け入れられたのは、
後述の理由の他にも、マーニーの容姿が金髪碧眼で、
他の人(日本人)とはまったく違ったからかなと思います。
このへん、お付き合いで行った七夕祭りで地元に住む
信子に瞳の色を指摘され、さらに「普通に暮らせますように」
という願いを覗かれて激昂したんでしょうね、杏奈。
いやそれでも「太っちょブタ」は酷いけどなw

キノコ採りのシーンで、杏奈が養女で、養親が自治体から
お金をもらっていること、マーニーの方は両親と離れて
使用人にいじめられていることをお互い打ち明けます。
このエピソードや、杏奈とマーニーの瞳の色が青で近い色で
あることから何となくマーニーの正体が読めてきます。
…ただそうなると、ファンタジーと思いきや
けっこうなホラーかこの映画?となっちゃうんですがw

・湿めっ地屋敷とサイロ
杏奈とマーニーの逢引き(笑)の場所であり
地元の老婦人・久子が屋敷をモチーフに絵を描き、
東京から越してきたさやかの一家が改装して
住むことになるお屋敷。マーニーが屋敷からは
離れられないと言ったり、さやかが屋敷で見つけた
日記を読んで杏奈を「マーニー」と呼んだりと
明らかに何かあります。
逢引の舞台(笑)
かたや、現在は使われていないというサイロ。
サイロとは農産物や飼料の倉庫みたいなもんですが
ここではマーニーが意地悪ばあやとねえやに
連れて行かれた恐怖の対象です。そして杏奈が
マーニーに置いて行かれてしまう場所。
しかもマーニー、「和彦」なる男の子と
行っちゃうと来たもんだ。これは
「どうして私を置いていってしまったの?
どうして私を裏切ったの!?」

杏奈がこう言うのも無理はない…!
けどこの直後、マーニーが言うのです。
CMでもよく流された、窓を開けたマーニーの
髪の毛ブワーシーンですね。
ジブリ名物髪ブワシーン
「ああ杏奈、私の大好きな杏奈、お願い!
私を許してくれるって言って!」
と。
で、杏奈。間髪入れずに許しちゃう。
「もちろんよ、許してあげる!
あなたが好きよ、マーニー」
と。
それを聞いたマーニーは笑顔に…。

これが杏奈とマーニーの別れ、そして謎解きに
繋がります。それはさやかが見つけた日記帳の
切れ端と、久子の語りで明かされるのですが…
ここで、杏奈とマーニーの別れのシーンには2重の
意味があったことがわかります。
もともと久子の友人だったマーニー、彼女は
湿めっ地屋敷でいじめられていた日々を幼なじみの
和彦の助けもあって乗り越えることができ、彼との間に
娘のエミリをもうけるも和彦とは死別、病気で
離れ離れになったエミリとも、和解できないまま死別。
そして、エミリの忘れ形見となった孫娘を育てるも
マーニーも病気で亡くなってしまったのでした。
そう、その孫娘こそが杏奈。

杏奈の「どうして私を置いていってしまったの?」と
マーニーの「私を許してくれるって言って!」は
屋敷の改修で2人はもう会えなくなることと、かつての
死別の意味があったんじゃないか…と思うのです。
屋敷で交流したマーニーは、杏奈の祖母である
マーニーの幽霊そのものではなかったかもしれません、
むしろ屋敷に残ったマーニーの意識と言った方が
近いのかも知れない。
(だから屋敷が改修されたら会えなくなる?)
それでも、マーニーは杏奈に愛されていることを
確認して笑顔だったし、杏奈もマーニーとの
交流から何かを得ました。「おばちゃん」と
呼んでいた養母を「お母さん」と呼び
信子にも自分から謝罪するほどには、輪の内側に
アプローチできるようになったようです。

心温まる女の子同士の物語か、思春期の女の子特有の
想像力で友達を作り上げた話かと思ったら…
『思い出のマーニー』は、ハートフルで
ちょいとホラー?な婆と孫の交流でした。
杏奈の回想にマーニーっぽい人形があったので
途中すっかり騙されたっす…!

この映画は『過去との邂逅』が現在にもたらす意味が
テーマであると私は読み取りました。ラストでさやかが
マーニーの日記帳と屋敷の絵を元の場所に戻すことに
したように、マーニーの時間は止まったまま。
でも、札幌に帰る杏奈の時間は動き続ける。
疎外感たっぷりの現在だけに生きていた杏奈が
しっかり未来に向かって生きることになったのは
過去との交わりあってのものであるはずです。
杏奈が前を向くことができた、爽やかなラストでした。

ひとことで言えば、面白かったです。
ぜひ原作も読んでみたい作品でした。ダブルヒロインも
可愛いし声も合っていたと思いますし。
前情報なしで観たので、チームナックスの皆さんが
出ていたことにエンディングまで気づかずびびりましたがw
女の子のファンタジーちっくな物語ということで
派手さは決してありませんが、夜の入り江やマーニーとの
思い出の演出からは、じんわり染み入ってくるものを
感じました。どっちかと言えば大人の女性向け?
私の前の席で観ていた女性たちは
「マーニーの髪ブワー凄かったね!」と大笑いでしたが…。

おばあちゃんっ子な方なら、涙なくしては観れないかも。
映画のタイトル、『思い出のマー二―』じゃなくて
『思い出のおばあちゃん』の方がしっくり来るかと思ったけど
そしたら盛大に出オチでしたね…w

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さかい

Author:さかい
0311生誕、うお座B型
趣味:麻雀とか水泳、たまにマラソン・アーチェリー。
現在札幌在住、塾講師ですが休業中。

好きな色は青。好きな麻雀牌は北です。あとプリキュア大好きです。キュアパッションは永遠にマイエンジェル。そして福本漫画が熱い。熱すぎるっ…!

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