ハピネスチャージプリキュア！第38話感想＆考察

2014 - 10/29 [Wed] - 02:46

アンラブリーに続き、アンテンダーつまり
ファントムの女装アゲインかと思いきや…。

ハピネスチャージプリキュア！第38話
『響け4人の歌声！イノセントプリフィケーション！』
の感想です。

今回のあらすじ
クイーンミラージュの隠し玉はキュアテンダー！
躍り出るブルー、呼びかけるキュアフォーチュン…！

いおながプリキュアになるきっかけを
作ったと言える姉・まりあ。ファントムに倒され、
囚われの身になっていた彼女を救おうと
いおなは奮闘していたというのに…。
まりあが変身した姿・キュアテンダーが現れ
しょっぱなの一言…。
「私はキュアテンダー。
クイーンミラージュ様の忠実なるしもべ」
けっこうな迫力です！

オレスキー、結果的に助けられた形ですが
「邪魔だ」「失せろ」と言われて本当に失せちゃったw
フォーチュン、テンダーに呼びかけるも反応なし。
こりゃもしかしてファントムの女装ふたたび
アンテンダーかと思ったんですが、親切にも
ミラージュ様自らが説明してくださいました。

「あなた達は意外としぶとくて、いい加減
目ざわりだから、ファントムが倒した
プリキュアの中で最も強いプリキュアを選んで、
私の下僕にしたの。キュアテンダーには
もう私の命令しか聞こえないわ」
余計なお世話ながら、それならファントムが
倒したプリキュア全員をけしかけたらよかったのにと
思いましたが、要はミラージュ様にもそこまでの
馬力はなかったんじゃないかと…。
そしてミラージュ様、テンダーに命令します。
「キュアテンダー、キュアフォーチュンを倒しなさい！」
プリキュア対プリキュア。勝つのはどっちかしら、
見物だわと仰るミラージュ様自身も元は
プリキュアなんですけどね…。

さて、ミラージュ様の命を受けて向かってくる
キュアテンダー。4vs1って不利じゃね？と
思ったらハピプリ4人、押されっぱなし！

キュアテンダーは本当に強いプリキュアだったようです。
「お願い！目を覚まして！お姉ちゃん！
もうこれ以上こんな事はやめて！」
キュアフォーチュンの声は届かない。それどころか
ミラージュ様に言われ、テンダーはフォーチュンに
止めを刺そうとエネルギー波を放ちます…！がっ！
「ミラージュ！この世界は優しさにあふれている！
愛に満ちた、守るべき世界だよ！」
ブルーが　戦闘に　躍り出た！

バリアを張ってフォーチュンを守るブルーですが
ミラージュ様、辛辣です。
「相変わらずねえブルー。その飾り立てた綺麗事、
吐き気がするわ」
ええミラージュ様、ごもっともですw
さらに2人の痴話喧嘩（としか思えない）は続きます。
「みんなの幸せが僕の幸せ。この地球のみんなが
幸せに暮らすことが僕の願いだ！さすがは神様、
ご立派なこと。だから私はそれを壊すのよ。
あなたが守っている地球を滅ぼして、あなたの世界を
不幸に染めるの！腹立たしいでしょ？
私を憎みなさいブルー。それが私の望み…」
えーと、まとめるとブルーの特別になれなかったので
ブルーの世界をぶっ潰したいと…。
うん、やっぱり痴話喧嘩ですなコレw

そしてぶっ飛ばされるブルー。
「フン。まともに戦える力なんて無いくせに、馬鹿な人」
…なぜでしょう、ミラージュ様を全力で応援したくなるのはw
しかし、このままではテンダーを取り戻せない。
「私は信じてる。私の大好きなお姉ちゃんの心は
まだ残っていると！人を愛する心は、誰にも
操ることはできないわ！ミラージュ、私は
優しいお姉ちゃんを取り戻してみせる！」

4人同時にイノセントフォームへチェンジ！
フォーチュンはさらにテンダーに呼びかけますが…
「何が愛だ！愛など幻！あの神の言うことなど、所詮綺麗事！」
うーん、いちいち同意したい気分ですw
でも、ラブリーは反論します。
「私はブルーのおかげでプリキュアになれた！
かけがえのない仲間ができた！
私はブルーと出会えて、いい事ばかりだよ！
幸せハピネスだよ！」
…とラブリーは言ってましたが、めぐみが
プリキュアになったのって、ひめが適当に
愛の結晶を投げたからだったような…、
ブルーに会ったのその後だったような…w
ともあれ、ラブリーの「誰にだって大切な人がいる」という
言葉はテンダーに大切な妹がいると思い出させたようです。
その妹の声は届かなかったんですがね…。

一瞬揺れたテンダーですが、その脳裏に蘇るミラージュ様の言葉…。
「愛など幻。幸せなど一瞬…。この世に不幸を撒き散らし、
最悪の世界を作るのが私の望み。キュアテンダー。
愛とか絆とか、人間共が大切にする物がいかに
無意味か証明するのよ。キュアテンダー。
キュアフォーチュンを倒しなさい！」
再び襲い掛かってくるキュアテンダー！

女児アニメとは思えない激しい空中戦のさなか
フォーチュンをかばったラブリー。その姿は
かつていおなを守ったまりあの姿さながら…。

さらに、テンダーが出した剣をあえてかわさなかった
フォーチュンの姿にオーバーラップするいおなの姿。
「お姉ちゃん、もう止めて…。これ以上
苦しむことないよ…お願い…思い出して…」
キュアテンダーの瞳が赤→紫に戻り、涙が流れます。
「私にとって大切な妹…いおな！」
ついにキュアテンダーにフォーチュン、
いおなの声が届きました！とはいえミラージュ様だって
黙っていない。さらなる闇でテンダーを染めようとしますが…。
フォーチュンの想いの力にシャイニングメイクドレッサーが応え
新たな力が発動します。

「形なき愛求め～確かなそのやさしさ～♪
色あせない希望～奏でよう未来へ～♪
勇気のかけらが１つ～まだ見つからない～♪
だけどきっと～イノセント～♪イノセント～♪
小さな勇気～愛の光～星の瞬き～尊き命～♪
心を重ねて～響き合うメロディ～♪」
途中までハピネスビッグバンのような雰囲気でしたが
スティックがマイクに変わり大合唱！
こ、これ毎回やるの？長くない？あ、技名は
「プリキュア！イノセントプリフィケーション！」

プリフィケーションの光はテンダーを浄化し
ミラージュ様の元へも届きました…。
そのどさくさに紛れて？ミラージュ様のお部屋に
侵入したブルー。

「君が憎まなければならない敵だとわかっていても
どうしても憎めないんだ。神は平等でなければならない。
特別な存在を作ってはならない。だから、本当の気持ちを
隠した…。ミラージュ、本当は君を…」

いいところでディープミラーが2人を引き裂きました！
「幸せは一瞬、愛は幻…心を惑わす災い…」
これはディープミラーがミラージュ様を洗脳する言葉だったようです。
ディープミラーの本体？っぽいシルエットはブルーのそれにも
似ていましたし、おそらくラスボスであろう
ディープミラーはブルーの…分身…？
関係者であろうことは間違いなさそうですが…。

さてミラージュ様、テンダーが最強だったから
洗脳したそうですが、結局はテンダー＝まりあは
いおなの元に戻ることができました！
…のに、今回手に入ったプリカード「プリン」て！
空気呼んで何かそれっぽいの出そうよリボン(笑)

これでキュアテンダーも仲間に…と思いきや
次回、まりあさんはアメリカに行って退場っぽいです。
ハピネスチャージプリキュアは定員4人であるためなのか、
まりあさんが囚われの身である間に穴のあいた経歴を
何とかするための海外留学なのか…。

キュアフォーチュンとキュアテンダーの
姉妹プリキュア対決、もう少し引っ張るのかと
思ってたんですが1話で決着とはずいぶんあっさりで
拍子抜けでした。空中戦は見応えありましたが…。
なのにキュアテンダー仲間にならないというのは
あからさまに大人の事情な気がしますねw
新技・イノセントプリフィケーションは毎回
歌うんでしょうか…。心配になるほど必殺技バンクが
長いですが…。しかもマクロスっぽいし。
これ見越しての声優さん選出だったんだろうか…。
あまり多作品との比較はしたくないんですが
音楽がテーマであった『スイートプリキュア♪』なら
ともかく、ハピネスチャージプリキュアメンバーが
歌うのは自分的に正直違和感満載です。
キュアハニーもごはんの歌も、何で歌？って思ったし。
プリフィケーションはまだ最終奥義ではないでしょうが
最終戦はもっと長く歌うのかな？なんだかなあ…。