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私の好きな詩-「室生犀星・雪くる前」
2010 - 01/21 [Thu] - 09:03
ひとすぢに逢いたさの迫りて
酢のごとく烈しきもの
胸ふかく走りすぐるときなり
雪くると呼ばはるこゑす
はやも白くはなりし屋根の上
---------------------------------------------------------
以上、けっこう短い詩なのですが。
私が北海道から上京、そして大阪転勤を経て
雪の全然ない冬を何度か経験しました。
そうなると、どうしても雪が懐かしくなりましてね…。
北海道にいた時は、雪かき大変だぜ
くらいしか思わなかったのに。
この詩の通り、酢のごとくの感情が渦巻いたものです。
今でも、1番好きな詩はこれですね。
今年は北海道も、例年以上に除雪に追われてますが(笑)
室生犀星は、詩集を持っているくらい好きな詩人です。
じりじり迫ってくる切なさを感じるんですよね。不思議。
実は「ふるさとは遠きにありて…」も6節から成る詩だったりするんです。
教科書等では、たいていこの2節めのみの掲載ですが。
全編を通して読むと、だいぶ雰囲気の違いも感じられますので
機会がありましたら是非読んでみて下されませ♪
トラックバックテーマが
「好きな「詩」はありますか?」
ということで…!
興味深いテーマですので参加させていただきました。
実は私め、大学では国文学を専攻しておりました。
好きな作家もいるのですが、
本日は好きな詩ということでお1つ。
室生犀星の「雪くる前」に一票です。
室生氏といえば「ふるさとは遠きにありて…」を
思い出す方が多いでしょうけども。
ひとすぢに逢いたさの迫りて
酢のごとく烈しきもの
胸ふかく走りすぐるときなり
雪くると呼ばはるこゑす
はやも白くはなりし屋根の上
---------------------------------------------------------
以上、けっこう短い詩なのですが。
私が北海道から上京、そして大阪転勤を経て
雪の全然ない冬を何度か経験しました。
そうなると、どうしても雪が懐かしくなりましてね…。
北海道にいた時は、雪かき大変だぜ
くらいしか思わなかったのに。
この詩の通り、酢のごとくの感情が渦巻いたものです。
今でも、1番好きな詩はこれですね。
今年は北海道も、例年以上に除雪に追われてますが(笑)
室生犀星は、詩集を持っているくらい好きな詩人です。
じりじり迫ってくる切なさを感じるんですよね。不思議。
実は「ふるさとは遠きにありて…」も6節から成る詩だったりするんです。
教科書等では、たいていこの2節めのみの掲載ですが。
全編を通して読むと、だいぶ雰囲気の違いも感じられますので
機会がありましたら是非読んでみて下されませ♪
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