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美内すずえ『妖鬼妃伝』感想
2015 - 07/17 [Fri] - 16:58
おめあての妖鬼妃伝のストーリーは人形ホラーです。

主人公、秋本つばさが親友ターコと
デパートに出かけて、人形展を
見たことから始まります。
人形展にはやけにリアルな人形たち…。

ターコがデパートに忘れ物をして、
取りに行くためつばさといったん離れるのですが
これが今生の別れとなってしまいます。
つばさと別れた後、5日間行方不明になり、
地下鉄に飛び込んで亡くなったターコ…。
所持品も見つからず、なぜか髪の毛が
ひとふさ切り取られていました。

誘拐殺人で片付けられそうになるも、
親友の死の真相にせまるべく、
つばさは動きます。
その中で出会った少年・九曜久秀。
盲目ながら直感が優れており、かつ
霊能力を持っているスーパー設定。
少年っていうか年齢不詳。

また、もう1人の友人・久美も協力します。
失礼ながら、ヒロインとの容姿の違いが
歴然すぎてもう…。

ちなみに久美ちゃん、途中で敵に襲われて
戦線離脱しちゃいます。。
つばさと久美はターコと最後に別れた
デパートに隠れて、深夜に内部を探ります。
今だったら監視カメラがあるから無理そうですね…。
おまけにデパートの閉店が6時半とか時代を感じます。
そしてなんと、このデパートに直結した地下鉄が
魔物の巣への入り口だったのです…!

魔物の手先は皆平安装束にお着替え。
平安装束で地下鉄に乗るとかシュールです。
つばさと久美も地下鉄に乗り、
敵の本拠地に乗りこみます。
そこには人形、人形、人形…。

ちょっとネタバレですが、この人形が
この後いっせいに振り向くんですよー。
その描写が怖くて怖くて、昔この本を
読んだ時もちびりそうになったもんでした。
ターコを殺した魔物の正体は、人形に
魂を移して1000年の時を生きる妖鬼妃。
つばさが知り合った久秀は、妖鬼妃一門と
戦い続ける九曜家の生き残りでした。
つばさと久秀の運命は…?という物語です。

深夜のデパートや、普段は通らない場所を
通過して、どことも知れない駅へ行く
地下鉄の描写も妙に怖くて、
今読んでもゾクッときます。
さすがの美内先生クオリティな白目も健在w

相手が人形の姿を借りているだけに、
どこにでも現れるのがまた恐ろしくて、
子ども心にトラウマでした…。
でも、昔読んだ漫画を今読んでも
楽しめるというのは、なんだかとても
嬉しいことですね。むしろ今読んでも
じゅうぶん怖いっていう…。
学校や病院もそうですが、たくさんの人が来て
夜は静まり返る場所というのは、たしかに
魔物が潜んでいそうですもの。
ですが、いまだにちょっとわからないコマがあります。
「人間時が仮の姿で、人形に魂を移して千年の時を生きる」
この設定はわかったんですが、このコマ…↓

「この男のもとの身体もとの顔」とは、人間の身体を
乗っ取って、人形の顔が「この男」に似てきた?その逆?
なんだか未だによくわからないコマです。
あと、今読んでちょっと笑ったのが
一門の姫のこの方…↓

名前は永遠(とわ)です。
人間形態の時は永遠子!
今も昔もプリンセス・トワが
いたということか…(笑)
暑くなってきたからでしょうかね、
先日ふと子どもの頃に読んだ
ホラー漫画を思い出し、覚えている
キーワードでググったところ…
あっさり見つかりました。
その名は『妖鬼妃伝』。
なんと美内すずえ先生作でした!
傑作選が出ており、さっそく
購入して読み返したので感想です。
ご興味ある方、追記からどうぞ…。
おめあての妖鬼妃伝のストーリーは人形ホラーです。

主人公、秋本つばさが親友ターコと
デパートに出かけて、人形展を
見たことから始まります。
人形展にはやけにリアルな人形たち…。

ターコがデパートに忘れ物をして、
取りに行くためつばさといったん離れるのですが
これが今生の別れとなってしまいます。
つばさと別れた後、5日間行方不明になり、
地下鉄に飛び込んで亡くなったターコ…。
所持品も見つからず、なぜか髪の毛が
ひとふさ切り取られていました。

誘拐殺人で片付けられそうになるも、
親友の死の真相にせまるべく、
つばさは動きます。
その中で出会った少年・九曜久秀。
盲目ながら直感が優れており、かつ
霊能力を持っているスーパー設定。
少年っていうか年齢不詳。

また、もう1人の友人・久美も協力します。
失礼ながら、ヒロインとの容姿の違いが
歴然すぎてもう…。

ちなみに久美ちゃん、途中で敵に襲われて
戦線離脱しちゃいます。。
つばさと久美はターコと最後に別れた
デパートに隠れて、深夜に内部を探ります。
今だったら監視カメラがあるから無理そうですね…。
おまけにデパートの閉店が6時半とか時代を感じます。
そしてなんと、このデパートに直結した地下鉄が
魔物の巣への入り口だったのです…!

魔物の手先は皆平安装束にお着替え。
平安装束で地下鉄に乗るとかシュールです。
つばさと久美も地下鉄に乗り、
敵の本拠地に乗りこみます。
そこには人形、人形、人形…。

ちょっとネタバレですが、この人形が
この後いっせいに振り向くんですよー。
その描写が怖くて怖くて、昔この本を
読んだ時もちびりそうになったもんでした。
ターコを殺した魔物の正体は、人形に
魂を移して1000年の時を生きる妖鬼妃。
つばさが知り合った久秀は、妖鬼妃一門と
戦い続ける九曜家の生き残りでした。
つばさと久秀の運命は…?という物語です。

深夜のデパートや、普段は通らない場所を
通過して、どことも知れない駅へ行く
地下鉄の描写も妙に怖くて、
今読んでもゾクッときます。
さすがの美内先生クオリティな白目も健在w

相手が人形の姿を借りているだけに、
どこにでも現れるのがまた恐ろしくて、
子ども心にトラウマでした…。
でも、昔読んだ漫画を今読んでも
楽しめるというのは、なんだかとても
嬉しいことですね。むしろ今読んでも
じゅうぶん怖いっていう…。
学校や病院もそうですが、たくさんの人が来て
夜は静まり返る場所というのは、たしかに
魔物が潜んでいそうですもの。
ですが、いまだにちょっとわからないコマがあります。
「人間時が仮の姿で、人形に魂を移して千年の時を生きる」
この設定はわかったんですが、このコマ…↓

「この男のもとの身体もとの顔」とは、人間の身体を
乗っ取って、人形の顔が「この男」に似てきた?その逆?
なんだか未だによくわからないコマです。
あと、今読んでちょっと笑ったのが
一門の姫のこの方…↓

名前は永遠(とわ)です。
人間形態の時は永遠子!
今も昔もプリンセス・トワが
いたということか…(笑)
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