Go！プリンセスプリキュア第45話感想＆考察

2015 - 12/23 [Wed] - 04:30

ノーブル学園ではちょっと早めの
ジョイフルカラフルクリスマス！

Go！プリンセスプリキュア第45話
『伝えたい想い！みなみの夢は大海原へ！』
の感想です。

今週のあらすじ
新しい夢ができたことを、みなみは
家族に打ち明けることにします。
しかし、そこへシャット来襲！

「波はどこから来るの？」
「イルカさんはどうしてあんなにジャンプできるの？」
「海はどうして青いの？」
それは、幼い日のみなみの好奇心。

「海からは様々なものが生まれる。
綺麗だなという感動が生まれたり、
怖い！という恐れが生まれたり。
みなみの心には、知りたいという気持ちが
生まれたんだな。本当に知りたいんなら
考えてるだけじゃ駄目だ。
実際に海に飛びこんでみないとな。
自分で答えを探すために」
おやっさん、いいこと言います。
好奇心。答えは自分で探すこと。

本当は、あすかと出会うより前から
心の中にずっとあった、海の生き物を通して
海を知りたいという、夢の始まり。

ノーブル学園ではクリスマスパーティが
盛大に開催されるというのに、みなみは
浮かない顔のまま。お正月に、両親に
夢のことを打ち明けるつもりだそうですが…。
パーティではそれぞれ出し物披露。
ゆうき君親衛隊はクリスマスツリー変化。
らんこパイセンは傘回し、ゆいちゃんは
腹話術…っていうかパフが喋ってましたw

はるか達は、クリスマス限定ユニット
ザ・プリンセスとして
『Joyful！プリキュアクリスマス』を披露！

ボーカルアルバム2に収録されている
アレです。キャーサンタコス可愛い！
歌唱中は笑顔だったみなみですが…、
お母様から「メリークリスマス」と、
みなみの体を気遣う電話をもらって思わず涙。
何でもないわと強がることもできないほど
お母様はひたすら、優しかったのです。

はるか達は、みなみの気持ちをわかっていました。
両親が大好きで、がっかりさせたくなくて。
でも大好きだからこそ、本当の気持ちを
知って欲しい、その気持ちを。
「大事なことならなおさらです。
こうなったら、今すぐ伝えに行きましょう！
…悩むのは、その後にしましょう」
じりじりしてるなら動いちゃえ、ですね。
はるかも思い切りますなあ！！

しかしここに立ちはだかったのはシャット。
なんと彼、ディスピア様にメイクを勧めて
「お前は失敗作だ」と言われちゃいました。
美しさなんぞ必要ないとも。

怖っ！つーかディスピア様とメイクで
キャッキャウフフできると思ったのシャット？w
これが最後、もう後がないシャットが
海の城にメツボーグの錠前を仕掛けたからか
変身したキュアマーメイドは海の城へ。

「1人ずつ確実に倒すのみ。
キュアマーメイド、まずはお前からだ！」
マーメイド、勢いに押されかけますが
ロイヤルマジェスティでフローラ達が合流。

今日のウミガメ型メツボーグは強く、
絶望の海がさらに絶望に染まっていきますっ…！
「絶望だ！お前達もこの海も絶望に
のまれて終わるのだ！」

シャット、今日は本気モード。対峙する
マーメイドはいつかの父の言葉を口にします。
海からは感動や好奇心、そして夢が生まれると。
「何が生まれても意味がない。生まれた夢は
破れるのみ！お前達がいくらあがこうとも、
最後は絶望に終わるのみ！」
最後は絶望というのは、トワイライトに
仕える夢を持ったシャットが絶望したって
ことでもあるのかな…。
「時に絶望や困難にのまれることもあるでしょう。
でも…それでも！絶え間なく生まれ続ける！
困難だとわかっていても叶えたい夢が生まれる！
海も私達の心も、決して絶望に満ちたりはしないわ！」
ここでプリキュア・コーラルメイルストローム。

はっきり言って物理攻撃の新技のあとは
「私は海のプリンセス、キュアマーメイド。
海と夢を汚す者は、私が…成敗します！」

マーメイドが蹴りでメツボーグの錠を露出させました。
ここですかさずグランプランタン。
最後のチャンスが潰えたシャットはどこかへ…。

キュアマーメイドは海の城を目覚めさせます。
「澄み渡れ！大いなる海よ！」
空には青い虹。ホープキングダムの海も
取り戻しました。ずいぶん印象変わったぜ！


戦闘後、みなみはわたるの車で両親の元へ。
なんとわたる兄貴、みなみの心の波紋に
気づいていました！しかも36話時点で！
「おいおい！僕はこれでも君の兄貴なんだぜ？」
はるか達がいるから、相談にのることも
しなくていいと判断していたそうな。
さすがだぜ、兄貴…！

そして、みなみ達はクリスマスのサプライズ。
両親に会って、みなみはさっそく
「ごめんなさい」から切り出しました。
「私は、海藤家のお仕事はできません。
お父様達の期待に応えられません…。
他にやりたいことが…夢が…できました！」

対するご両親の反応はというと…
「おめでとう！大海原に飛び込む時が
来たようだな。ブラボー！」
「それを言いにわざわざ？ありがとう」
あっさり受け入れです。でもまーそりゃ
そうですよね。子どもが自分で歩く道を
見つけたことを嘆く親はいませんよ。
「あなたは昔から優しい子だったわ。
優しすぎて、いつも自分より
私達のことばかり。そんなあなたが、
自分のやりたいことを見つけた。嬉しいわ」

「海から様々なものが生まれるように、
お前からは夢が生まれたのだろう。
みなみ、自分の信じる道を行きなさい。
お前の喜びが、私達の喜びなのだから」
だけどすごいのは、この時点ではまだ
みなみの新しい夢が「海の獣医」だとは
聞いてないんですよご両親。
新しい夢がどんなものでも、きっと
応援するんだろうなあ、懐深いぜ。
「さあみなみ、お前の新しい夢を聞かせておくれ」
「はい！」
海藤家4人はレストランへ。
みなみにも笑顔が戻ってめでたしめでたし。

みなみの夢。海藤家で働いて、
父や兄のように立派な人間になることは
小さい頃から思っていたことだけれど
どちらかというと、みなみが「そうしないと」と
思っていたことなのかもしれません。
そういう風に描かれていたと思います。

だけど、海に波が立つように、
自然と心にわき上がる情熱。
それこそが夢。子どもがそれを
見つけたなら、その方がきっと
親としては嬉しいでしょう。
みなみは親の期待を裏切るとばかり
思っていたようですが、まさに親の心子知らず。
つーか、後継ぎはわたるがいるんだし
そこまで気に病むことなかったんじゃ…と
ちょっとだけ思ってしまいました。。

…と、みなみはめでたしですが
一方のシャットはやばい。次回、
ついにトワと対峙の模様です。
美しさにこだわる理由も明かされそうですね。
できればシャットも生存ルートで
いってほしいなあ。ディスピア様が
「失敗作」って言ってたってことは
元妖精ではなさそうですけど…。
では次回までごきげんよう～。