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あさが来た第115話~120話(第20週)感想
あらすじ
成澤泉との出会いは、あさを日本初の
女子大学設立に向けて突き動かします。
しかし、銀行で悪い噂が立ったり、
千代とぶつかりあってしまうしで
うまくいかないこともいっぱいのあさ。
ついには、萬谷の凶刃があさを襲います…!
うわあああ、あさーっ!となった20週でした。
今週は前半と後半でえらい温度差でしたな…。
【20週前半】
ふやけたワカメの羽織の男改め、
男版あさ・成澤泉が本格参戦。
女子行員ばかり眺めていたり、
また英語を使う怪しい男(by新次郎)。
しかし、彼は熱い教育者でした。
女子学校の先生を経て、留学経験を持ち
この日本に、新たな女性の未来を創るべく
女子の大学校を創ろうと書き上げた思想は
あさをも泣かせました!
…が、金勘定には疎いらしく、大学設立の
資金面や経営面はさっぱりぽん。
なんか、どこかでこういう人を見たような…
と思ったら初期のマッサンに似てるんですな。
日本人がウィスキーを飲む未来のために
情熱を燃やすも、原価計算や仕入れ先検討など
すぽーんと抜けていたとことかそっくり(笑)
商人として協力を申し出たあさにしても、
さっそく大隈重信邸に乗りこんで
長口上だし、すっかり実業家になっても
根っこはやはり熱いままです♪
それにしても大隈夫妻を演じた
ヒデキ&ケイコはさすがの貫禄だした!
そういえば「成澤泉」が日本女子大創立者の
成瀬仁蔵先生をモデルにした人物だと
いたるところで目にしていましたが、
なんでまた「泉」なんてかわいらしい
役名にしたのやら…と調べたら、成瀬先生の
雅号が「泉山」だったとのこと。
日本女子大学のHP「あさが来た」関連ニュースによると
成澤を演じる瀬戸さんも大学を訪れたとか。
【20週後半】
大隈卿と話したことで、東京方面では
理解を得られそうでしたが…。
地元の大阪では、銀行のお金を
あさが「道楽」に回してると言われちゃうとか
なんか切ない風評被害だなあ。
当時は女性が何かすると、悪目立ちした
時代だったとはいえね…。
千代は千代で、あさが妊娠~出産の時に
炭坑で落盤事故が起こった件を
「うちなんかが生まれてしもて、そら
えらい迷惑かけてしまいましたわ」と
とっちゃうなんて。
あんなに待望の子だったのに…!
といっても当人は知らんしな…。
とはいえ母子のすれ違いが本当に切ない。
2人が今まで向き合って来なかったのは
あさが仕事に行く背中ばかりを見せたことも
原因ではありますが、千代が待っててくれるから
あさが頑張れたというのも本当のことですし。
20週サブタイトルは「今、話したい事」。
成澤とあさが教育について話し、
あさが大隈卿と話し、そしてあさが千代と
話すところだったのに…。
あさが刺されて、もう少しで千代は二度と
あさと話せなくなるところでした。
「お母ちゃんが死んだらどうしよう」
流れる涙が、千代の想いを物語っていました。
九転び十起き。三途の川を見るところまで行くも
新次郎との夫婦愛で奇跡の生還を果たしたあさ。
次週こそ母子の間にも雪どけを頼んます!
…いや~今週の新次郎は格好良かったぜ…!
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