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あさが来た第127話~132話(第22週)感想
あらすじ
菊と梨江、ふたりの母親が亡くなりました。
忠興も体調がすぐれず、世代交代の波が迫ります。
千代や宣は女学校を卒業し、それぞれの進路へ。
22週サブタイトルは「自慢の娘」でした。
千代や宣という娘世代はもちろん、
忠興と梨江の娘であるはつ、あさ。
義理の母娘ですが、菊にとっての
はつもそれぞれ自慢の娘なんだなあと、
しみじみした週でありました。
鬼姑として登場した菊もついに
亡くなりましたが、彼女はずっと
山王寺屋に囚われていたんですね。
幼い頃、蔵に閉じこめられたように…。
跡取り娘として蝶よ花よと
育ったんだろうと思ってましたが意外でした。
「あの山が、山王寺屋なんだすなぁ。
ここが私らの…山王寺屋なんや」
最期の時、ようやく外に出て見た山は
王のように眩しかったに違いありません。
みかんの花は香り、そして受け継がれていきます。
屈折はしていたけど、孫のことも愛してたし
はつも慕っていましたし、幸せに逝った
ことでしょう。菊の亡くなり方によっては
惣兵衛にも闇を遺しただろうから…よかった。
しかし、私が特に泣かされたのは
忠興パパのお言葉です。
「ええ娘やったで。今は
自慢の娘になってしまいよった」
からの
「こら!あさ」
…これは反則すぎる。。
忠興の人生での2つの後悔。
山王寺屋に嫁がせてはつを苦労させたことと
あさに学問を許さなかったこと。
はつは、うちは幸せだすと言い切ったし
養之助を見れば、それが嘘じゃないと
わかっただろうと思います。
だけど、あさに関しては東京にまで
噂が聞こえてきたり、あさが書いた
文章を読む機会もあったのでしょう。
そのたびに、昔学ぶことを許さなかったゆえ
何か書くのにも苦労しているに違いないと、
胸を痛めてきたのだと思います。親として。
現にあさ、千代の教科書を
借りてたくらいですし。
「お前のような学問好きが
よう学べるような日本一の
大学校を、きっと、作るんやで」
いつか、はつに和歌山の土地を
贈ったように、今度はあさに、いえ、
あさの目指すものに目白の土地を。
大阪で女子大学の話が出たのに
東京で開設となれば、各方面の意見を
擦り合わせるのが大変でしょうけど
場所の問題がクリアできそうなのは
大きいはず。。
あさと千代はまたまたケンカしてましたが
宣の母のフナと話したことで、あさも
自分が千代のいい所が見えてなかったり
千代を自分の思う枠にはめようとしてたのが
わかったようでした。しかしあれだけで
フナが宣の縁談について引き下がったのは
何だか拍子抜けでしたな…。女学校を出た
宣ちゃんがあさの秘書見習いになる経緯も
見たかったぜ…。
それにしても千代のラクガキったら…!
波瑠さんに謝りなはれ(笑)
この後、あさの背中を見つめる視線に
ちゃんと母への尊敬も見えましたがね。。
あさが来たも残りひと月を切りましたが
ふゆ役の清原果耶さんが、亀助とふゆの
娘役で再登場決定なのが嬉しすぎです♪
母親似っていうか生き写しの娘だすなw
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