『とと姉ちゃん』第133話～138話（第23週）感想

2016 - 09/12 [Mon] - 03:57

あらすじ
星野、名古屋へ転勤。
『あなたの暮らし』の商品試験に
疑惑浮上とすっぱ抜かれる。

23週は本当に酷かったです。
星野と常子の再会には
何の意味があったのでしょう。
流れとしましては

星野と常子、再会
→常子、星野の子ども達と仲良くなるも、
約束を反故にして傷つけてしまった！
→どうにか和解
→高まる結婚ムード

…と盛り上げておきながら、星野が2年前に出した
異動願いが受理されたので名古屋行きます、
ハイさようなら。
別れのシーン、星野と常子にも涙はなく、
子ども達もアッサリしたもんでした。

いえねー、正直なめてんのかとね。
別れるにしても、まーた引っ越しかと。
おまけに星野、常子に相談せず
ひとりで転勤を決めましたよ。
理由は、大樹の脚のヤケドを
クラスメイトの女の子が
「気持ち悪い」と言ったとかで。
で、家族のことを最優先する！と…。

…『とと姉ちゃん』って、舞台は
昭和ですよね？しかも戦前～戦後です。
その時代であれば、おそらくは
帰還兵かつ傷病兵の方もいたでしょうし、
それでなくとも昭和の子どもなら
脚に傷跡のひとつやふたつ
ありそうなもんですけど。
ヤケド跡ひとつで「気持ち悪い」？
どこの平成っ子だよみたいな…。
何だか腑に落ちないんですよねえ。
本当に意味のわからんエピソードでした。

『あなたの暮らし』の方は、
商品試験の偽装疑惑が持ち上がり、
社内に内通者がいて、常子は改めて
『あなたの暮らし』と商品試験の
影響力と責任を考える…って、お前、
ちとせ製作所の件で何を学んだんだよ…。
そんなの今さらじゃろうが！

星野の件といい、常子の葛藤（か？）といい
同じエピソードを何度も焼きなおして
（しかも劣化気味で）
観せられて、ほとほとうんざりの23週でした。

とと姉ちゃんもいよいよ終盤だというのに。
残りの週はまじめにやってほしいものです。