キラキラ☆プリキュアアラモード第16話感想＆考察

2017 - 05/25 [Thu] - 17:05

キラパティ新作スイーツ・白イルカいちご大福↓

見ようによってはちょっと怖いというか何というか…。

キラキラ☆プリキュアアラモード第16話
『キケンな急接近！ゆかりとリオ！』の感想です。

あらすじ
ジュリオに対するは、最終兵器ゆかり！

キラパティメンバーはジュリオのことを
考えるも、わかっているのは、今のところ
あおいの執事・水嶌やあきらの妹・みくのように
メンバーに関わる人が狙われることだけ。
「偶然？それとも私達を意図的に狙っているのか…。
わからない…。けれど、この流れだと次は…」
次は自分であろうと考えるゆかり…。
自宅初登場＆おばあ様再登場。

お茶会が催されるそうですが、ってことは琴爪家は茶道の
家元か何かの家ですかね。ゆかりがお点前をするかは
「好きにしたらよろし」だそうですが、
その言葉も今のゆかりには引っかかる模様。

お店が混んでいても1人座っていたり、
気まぐれに手伝ったり、かと思えば先に
帰ってたりと、十分好きにしてる気もしますが…。
あきらは、ゆかりが何か悩んでいるとピンと来ました。
「いつも、わからなくなるの。
好きってどういうものかしら」

小さい時に茶室で見た綺麗なお菓子。
好きなものを選んでいいと言われて
幼いゆかりは困ってしまった。
「好きにしていい」「好きに選んでいい」
ゆかりにはそれが難題に感じられるようです。
するとここでリオ君登場。つーか
高校生組もう警戒MAX状態ですな。

「あきらさんは接客、いちかはお菓子作り。
ひまりは仕入れ、あおいは力仕事。
…で、ゆかりさんは？」
悩みがあるなら聞くよというリオ君。
顔が悩み相談に乗る顔ではない(笑)

「ずいぶん、私達のことに詳しいのね。
どうして？」
ゆかりもそれとなく？聞きますが
俺、キラパティのファンだからとリオ君には
かわされ…、ここでいちかが来た流れで
一同はゆかりの家でのお茶会に参加することに。
いちかは、ゆかりさんと一緒にみんなで
何か面白いことやりたいぞ計画のつもりでしたが
ゆかりの方が何か計画してそうな感じです。
当日、ゆかりはみんなの分も着物を用意してました。
リオ君とあきらは袴w

「茶道では、一つ一つの動作に意味がある。
決められた型を繰り返す事で、洗練された作法になる」
ゆかりの美しい動作とは対照的に、
出されたお菓子に即手を出しちゃういちか…。
でもそれは、小さかったゆかりが
できなかったことでもあるわけで。
「堅苦しゅう考えることないんよ。作法も大事。
せやけど、もっと大事なんは、楽しむ心。
ゆかりにも、いっつも言うてるんです。
楽しゅう生き、心おどる好きなことをし。それが大事。
ゆかりは昔から作法を覚えるんが得意やから」

これは…。おばあ様、初登場時はゆかりを
「手のかからない子」とだけ評していたから、
ゆかりの上辺しか見てないのかと思ったら違ったぜ。
内面がわかってるからこそ遠回しに、
婉曲にゆかりに指導してるんですな…。

ところで、ゆかりのおばあ様もリオ君の
様子には何か気になるものがあるようです。
ゆかりがリオ君にお点前をしてもらった時も
何だか嫌そうな顔を…。
いやー今回はキツネとタヌキのばかし合いというか
リオVSゆかりの静かなバトルにハラハラします。
そんな中、癒しのいちか(笑)

「あははっ！みんなでスイーツのお店やろなんて、
楽しいこと考えたんどんな人やろて思てたけど。
やっぱり面白い子やったんやね」
ゆかりのおばあ様だったら、お店？
そんなんあかん！とか言いそうだとも
思ったんですが、ゆかりのためには
大賛成だったのですね。

さて、リオVSゆかりの直接バトル。
「ゆかりさんの気持ち、俺わかるよ。
何でもできる、でもこれといった特技はない。
だって自分から本当に何かをしたいと思う
気持ちがないから。好きにしろと言われても
困ってしまう。その苦しさを紛らわすために、
つい人の心を試してしまう。…どう？」
仕掛けたのはリオ君！

「あなたには…わかるのね。私には
年の離れた姉がいるの。家のことは姉が継ぐから
私は勝手気ままに過ごせてる。
けど、それがよけいに苦しくて…。
両親や祖母は姉にかかりきりで、それも…」
対するゆかりは…悩みを打ち明けた？
お姉さんがいる、継ぐものがある家の生まれ、
両親や祖母との関係。だいぶぶっちゃけた感じですが
顔を伏せたゆかりの表情は悩んでいる顔じゃなかったので
何かを仕掛けたのは多分ゆかりの方だと
この時点で予想ができましたが…。

一方、何も知らないいちかですが
知らないながらに、ゆかりにかけた言葉は
ゆかりが今一番欲しい言葉な気がしました。
「私、ゆかりさんがお菓子を扱っている時の手が
好きなんです。すごく綺麗で優しいから。それって、
お茶とお菓子は仲良しコンビだからなんですね」

茶室でお客様をお迎えする支度、お菓子の準備。
今まで何気なくゆかりがやって来たことなはず。
言われなければ気がつかない、さりげないこと…。
そしていちか、キラッとひらめきましたよ！
キラパティで海の茶室でおもてなし！
スイーツは新作・シロイルカいちご大福♪

ゆかりの親衛隊も大感激です。
「こんなに綺麗で、心がバッシャーンってなる
おもてなしができるのは、ゆかりさんだけです！」
当然よ、とか返すのかと思ったら
「おかげで小さい頃から習ってきたことが役に立ったわ。
いちかのおかげよ。私、茶道が好きなのね」

おそらく、キラパティでのおもてなしを
一番楽しんだのはゆかり。当たり前にしていた
茶道を、好きなのだと気がつけたようでした。
琴爪ゆかりという人は気まぐれで、それが魅力ですが
心の内はわかりにくい人。それは、ゆかり自身が
自分の心の中をわかっていないからなのでしょうね。
いちかとの出会いで、ゆかりもこれからまた
変わっていくんだと思いますが。
いい話だ…。でも、それだけでは終わりません。

今日のジュリオのターゲットは…ゆかりの親衛隊！
いつもしないことをしてみたいと、親衛隊の忘れ物を
届けに来て、ジュリオと出くわしたゆかりは1人変身！
キュアマカロンVSジュリオは、しばらく
ぶつかり合った後…マカロンが捕まった！

「あれあれ？　何でもできるんじゃなかったの？
期待外れだな。ギブアップする？
俺と一緒に闇に染まろう？
仲間が来ること、期待してる？
いつも気まぐれで好き勝手な事をしている君を、
みんなが心配なんてするもんか！
かまってほしいくせに強がるなよ。
本当は弱いくせに。まわりの人間はみんな
姉にばかりかまって、寂しかったんだろう？」
精神攻撃のジュリオ。今日の実験…というか
マカロンを仲間にしようとしていた？
ちょっと今日は目的がわからなかったので謎でした。

対するマカロン、複雑な表情でしたが
ここでネタばらし。
緊縛を一瞬で解き、ジュリオと再び対峙です。
「姉の話。どこで聞いたの？
あれはウソ。私に姉はいないわ！」
なんと！すべてはゆかりのカマかけでした！
それにまんまと乗せられたジュリオ、
いえ黒樹リオ！これで正体バレ確定です。

「たしかに両親も祖母も、私に好きに生きろと
言ってる。それが苦しい時もある。けどね、
どんなに苦しくても、私は闇に逃げたりしないわ！
私の性格は誰のせいでもない。私が自分で選んでこうなったの。
寂しさもいきどおりも誰のせいにするつもりもないわ！
ま、結構当たってる所も多かったわよ。心理分析」
マカロン、すっかり形勢逆転！！
「型をどれだけまねようと、大切なのは心よ」
ここで個人技披露です。
「キラキラキラルン！
マカロン・ジュリエンヌ！」

キラキラルの固まりを放ち、さらに猫のツメ攻撃！
ここでプリキュア4人が合流してワンダフル・アラモード！
去っていくジュリオを見つめるマカロンの表情は硬い…。

さて、今回の締めはゆかりとおばあ様。
ゆかりのお茶もまだまだながら、
「まだまだということは、まだまだ
もっと楽しめるということだもの」
笑顔のゆかり。好きなことへの探求はまだまだ
終わらないようです♪

「そらそうと、ゆかり、あのリオいう子…。
あの子の点てるお茶、なんや…」
やっぱりおばあ様も気がついていました。
ゆかりは「ええ、わかってるわ」とのことですが
何をどうわかっていて、どうするのか…。

正体バレした以上、もうどんな手を使ってきても
不思議ではないリオ改めジュリオ。
いちかがターゲットかつ、次回はいちかが
変身できなくなる事態になるようです。ピンチ！

そろそろジュリオ編もひと息つくのでしょうかね。
もう16話ですから、ジュリオというか敵の正体も
明かしていってほしいものですな。
ペコリンの仲間たちも来る気配すらないし！

とはいえ、今回のプリキュアはカマかけあり
タイマンありで見ごたえがありました♪
へーゆかりってお姉さんいるんだーと
最初まんまと騙されました私(笑)