キラキラ☆プリキュアアラモード第45話感想＆考察

2017 - 12/30 [Sat] - 05:46

2017年ラストプリキュアはゆかり回。
ニャーオもそろそろ見納めか…(´；ω；`)

キラキラ☆プリキュアアラモード第45話
『さよならゆかり！トキメキ☆スイーツクリスマス！』
の感想です。　

あらすじ
気まぐれゆかりが、自分で考えて結論を出す回！

三ッ星にゃんこ、ぷいっとどこかへ。

猫は本当に気まぐれ。猫のようなゆかりも
いつになく積極的にキラパティの
クリスマスパーティを提案します。
つーかクリスマスは＝ケーキ屋さんの
書き入れ時だから、キラパティも
忙しさに目が回ってるかと思いきやのんびりムード^^
まあ利益が目的のお店じゃないしね…。

一方、あおちゃんはいきなり現実的発言。
「あたし達、来年もこうしてパーティやったりできるのかな。
だってさ、ひまりはやりたい事見つかったし。
あきらさんもそろそろ受験勉強でしょ？
シエルにはそもそも自分のお店あるし、
あたしもバンドの練習あるし…、
みんな、だんだんキラパティに通って来られなくなる…」

まさか登場人物が、物語が終盤であることを
思い知らせてくるとは思いませんでした…。
寂しくなったペコリンはゆかりに聞きます。
「ゆかりはずっといちかと一緒にいるペコ？」
ゆかりの答えは
「大丈夫、ずっと一緒よ」
でした。でも…。ずっと一緒にいるのが
「ずっと一緒」ってわけではないんですよね…。

一方、エリシオもノワール様にくすぐられていたw

さて、いつになくやる気あふれるゆかり。
シエルに改めてマカロン作りを習います。
「心だけではダメなの。茶道と一緒。
繰り返し作法を学び、お茶を点て、
花を生ける技術を学ぶ。その上に
心が乗って、初めてみんなを喜ばせる
おもてなしができるのだと思うの」
ゆかりの気持ちに応え、シエルの指導にも熱が入ります。

「繊細さと大胆さが同居するスイーツ、
それがマカロン。あなたはよくわかってるでしょ？」
繊細さと大胆さと、そして美しさとときめきと。
ゆかりの本気モードで、ついにマカロンは
完璧の域に達しましたっ…！
つーか今までお店で売ってたマカロンは…！？(;^_^A

お店のデコレーションもゆかりが張り切り、
いちかもケーキのデコレーションをキラッと
ひらめきます。すると…
「ちょっとギュッとしてもらっていいかしら」
ゆかり、いちかに甘えモード…。

これはいよいよ何かが起こりそうですが…。
ゆかりはすでに決断していました。
みんな揃ったクリスマスパーティの日、
ゆかりは宣言しましす。
某アイドルのように結婚します！ではないですが…^^
「突然ですが、私…、留学します」
しかも、留学先はコンフェイト公国！！
「私は、ずっと毎日が退屈だと思っていました。
楽しいことなんて1つもないって。そんな私に、
キラパティが、仲間が、そしてお客様が
ときめきを教えてくれた。スイーツを通じて私は
成長できました。だからコンフェイト公国に
行ってスイーツの勉強をもっとしたい。そして大好きな茶道と、
大好きなスイーツの相性の良さをもっと広めたい。
そう自分で考えて決めました。皆さんありがとうございました」

今まで、起こることに対して「ふふ…面白いわ」と
受け身だったゆかりが、おそらく初めて
自分で決断したこと。それが留学だったのです。
ただ、それは苺坂を離れるということ。
どういうことかと泣くペコリンですが、
いちかは嬉しい、応援すると断言。

それでも、やっぱりちょっと空気が
湿っぽくなったところでエリシオ登場～。
気まずかったからちょっと助かった(笑)
ラストゆかり回の変身はソロではなく皆で。
「私達は…ずっと…」
変身前に言いかけた言葉の通り、
ずっと一緒にということなのでしょうかね…。
そう解釈するとほんと泣ける…。

多重分身ディアブルの力で攻めてくるエリシオ。
みんなバラバラにされて不利になる中、
キュアマカロンは1人立ち向かいます…。
「あなたはつくづく孤独がお好きなようだ」
いつものエリシオの言葉責めですが、
「ニャーオ。わかってないのね」
余裕のキュアマカロン！

離れた距離にいるホイップたちと
連携を取りながら反撃に転じます！
「どんなに距離が離れようと…
私達は、ずっと心は一緒にいるの！」
スイーツをきっかけに始まった物語。
それは、今まで孤独だったゆかりと仲間たちの
絆も育んできたのです。今のゆかりは
初めて1人ではなくなったといえるのです。
だからこんなにもマカロンは、ゆかりは強い。
「手札が尽きたようね。諦めなさい。
心が空っぽの道化が何をしようとむなしいだけよ」
心が満ちたゆかりと仲間達は負けません！
ついにエリシオを直接対決でも破りました！

戦闘後、改めてゆかりの完璧マカロンで
スイーツタイムのキラパティメンバー。
「綺麗だよ。ゆかり」
って、あきらのセリフ、狙いすぎやろ(笑)
とても美味しいマカロンと、ゆかりが
自分で見つけた夢。それは、いちかも
嬉しいながら、やはり涙が…。
「大丈夫…。私達はずっと一緒よ」

中学生組＋ペコリンの涙を受けとめるゆかり。
年内ラストは母性あふれるゆかりで
締めかと思いましたが…。
「おおエリシオ、私の可愛い人形よ…。
まだまだ戦ってくれるな？」
ボロボロエリシオとノワール様！
ノワール様の本体？らしき木も。

…ルミエルの神殿があるのがいちご山で、
ノワール様が木だとすると、もしかして…
という引きで締めでした。

はー年が明けたらプリアラもクライマックスで
新プリキュアの予告も出るのか～と
ぼーっと観ていたら、次回なんと
エリシオが黒い！し、しかもどうやら
彼はルミエルと関係あるっぽいじゃないですかー。
何とここに接点とは盲点過ぎて度肝を抜かれました私。

ともかく、退屈で街をブラついてたゆかりが
自分で考えて留学を決断するまでに至った。
何でも完璧に近くできてしまうゆかりが
唯一できなかったこと（マカロン作り）も
努力してやり遂げ、さらなる高みを目指す。
スイーツはそこまでゆかりを変えたし、
さらにかけがえのない絆も育んだ。
「私達はずっと一緒よ」
これを、いちかじゃなくてゆかりが言うって
本当にすごいことだと思います。
しかもコンフェイト公国も伏線だったとは！
プリアラって地味に伏線を仕込んでいて
驚かされます。しかしそれも残り数話。
楽しみに見届けます。押忍。