SHR・表があれば裏もある編

2018 - 09/11 [Tue] - 17:52

近代麻雀8.15号、9.15号掲載の
『HERO』107話＆108話『間際』『勝率』を
読んでの感想です。

第56弾SHR。
※SHR…さかいによるHEROルポルタージュ。
第1弾～20弾、21弾、22弾～49弾、50弾、
51弾、52弾、第53弾、54弾、55弾まであります。

追記、ネタバレしかないですのでご注意ください～。

前号までのあらすじ
東京都公営カジノ構想の巨大利権を賭けて
第2次東西戦が開戦。 初戦のトップ取り蟻地獄は
東軍5人・西軍7人が勝ち上がり。
続く2戦目は手役取り蟻地獄。東と西の人数差を
5対4まで持ってきた東軍、どうにかあと1人西軍を
飛ばしたいながら、狩野の体に異変が…。


体調が悪そうだった東軍・狩野は娘さんへの
生体肝移植ドナーの後遺症を抱えていました。
長丁場の麻雀に、薬まで湾にナイナイされてしまい
指の痺れなど、体は確実に悲鳴をあげております…。
しかもこの予選は決着まで途中退室できないため大ピンチ！
狩野にできるのは、早くケリをつけることだけ。
このステージは選手が8人になった時点で終了なので
誰か1人を飛ばせばそこで決着です。
ってわけで手役取り蟻地獄50局目！

狩野・平良VS湾・陳！
不穏、不穏の湾は清老頭の気配…！
役満です！喰らえば間違いなくトビ！
が、狩野も緑一色の役満濃厚！

…が、湾が一索切りで風雲急…。

ここで平良もテンパり、勝率を弾き出します。

が…湾はそれを狙っていた！
清老頭を崩して純チャン三色同刻ドラ2！
待ちはペン三索で18000！
親っパネ直撃で17800の平良をトバす、
これが湾の目的だったのです…。

平良ぶっ飛びーーーー！
しかも狩野の待ちは湾が持っていた二索。
役満を捨て、狩野の和了牌を止めて、さらに
ペン待ちで平良を仕留めた…湾はまさに神レベル…！
役満を捨てたっていうか二索はどうしたって切れないから
清老頭をアガれない中で手替わり→平良を飛ばしたわけですからね。

しかし、思い返せば前局でも和了牌を
湾が一点止めしたことで、平良は何かに気づく…。

っていうか後から気づいても遅いっていうか
もう平良のマシーンも信用できないっていうか…
まあ、この気づきが糸口になればいいですがね…。

ともかく手役取り蟻地獄はこれで終了。
の、はずが…マダム何か言い出しましたよ！
「勝ち上がり8名の確定により…
手役取り蟻地獄表面（フロントサイド）は
終了しました！続いて…裏面（リバースサイド）を
開始します！」

続行、続行、続行ーーー！！！
このまま対戦続行！
「う…裏面ってなんだ…！？」
いやひろさん裏は裏ですよ！続行なの！www

いやー大爆笑です！
前半後半があるなら最初に言っとけやマダム！
どうせ手役取り蟻地獄に表裏があること、
西軍の方は知ってたんでしょ？
この東西戦、そもそも東軍アウェーやんけ！
っていうか狩野！狩野がヤバい！薬が！体調が！
東軍生き残りは狩野・ひろさん・西方3人だけ。
これは2人だけで戦うことになりそうな予感…！