HUGっと！プリキュア第38話感想＆考察

2018 - 11/03 [Sat] - 17:59

なんと！ギネス認定おめでとう！

記録名は
「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数」
今後もまだまだ増えそうですが(笑)

HUGっと！プリキュア第38話
『幸せチャージ！ハッピーハロウィン！」』
の感想です。

あらすじ
ハッピーハロウィーン！

すっかり日本にも根付いた感のある
ハロウィンですが、概要まで理解してる人は
まだまだ少ない…というか、私が子どもの頃さえ
10月31日はただの10月31日だった気がします(;^_^A
「ハロウィーンっていうのは仮装もそうだけど、
かぼちゃとか、コウモリとかお化けとか、
ガイコツとか…、あと…あと…お菓子！」
違うとはいえ、はなと同じように理解している人も
けっこういそうですな…。

日本のイベントにあてはめるとすれば
お盆になるでしょうか、先祖の霊が
家族に会いに戻ってくる日。つまりは
会えなくなった人に会えるかもしれない日。
それに反応したハリー氏。

っていうかハリーとルールー（とはぐたん）は
ハロウィンを知らなかった！
「名称はデータにありますが、すでに廃れた風習だと…」
未来の世界にハロウィンがない。
これは伏線なのか否か…。

ともあれ一同は仮装の準備。
一方、ハロウィンの出店の支度をする
MMA（まえむきあしたエージェンシー）の
ダイガン…。ちんあなごチュロス(笑)に
お花を乗せる作業に勤しみます。
なんとそこへリストル来訪！
「過去に別れた者たちが再び出会う
ハロウィーンとやら。あなたもクライアス社に
戻ることを考えてみませんか？」

そういえばダイガンに直接手を下したのは
トラウムで、そのトラウムはもういないし
クライアス社も人材不足だしってことでしょうか。
スカウトされたダイガンに気づいた様子のパップルは
さすがです。チャラ男も認知度が上がってるようですが^^

会えなくなった人に会えるかもしれない
ハロウィンの日。盛り上がる皆をよそに
どこか思うところがありそうなハリー。
気づいたのがはなっていうのがミソですね。
これがほまれだと、何というかむずむず
しちゃうというか…うん、ハラハラするので(;^_^A

ハリーも仮装、はぐたんにもいっぱい
お衣装がありますが、どの衣装もはぐたんは
しっくり来ないというか、そういえばはぐたんの
なりたいものを聞いていなかったはな。

「ごめん。私、はぐたんのなりたいもの
ちゃんと聞いてなかった。ごめんね、はぐたん。
はぐたんは何になりたい？」
「ぷいきゅあ～！」
この会話って本当親子っていうか何ていうか…。
はぐたんがプリキュアになりたいというのも
含みがありすぎてもうね！

が、ここで迷いのダイガンがやっちゃいます。
「クライアス社。やっとわたしの価値が分かったか！」
猛オシマイダー発注しちゃいましたー！
トゲパワワは靴ずれした子のを使用！
しょぼすぎるというか、ハグプリにおいては
トゲパワワ発生源があまり重視されないのがなあ、
ちょっと物足りない点であります。

ハロウィンイベントで騒ぎとは至極迷惑ですが
プリキュア達は戦闘をショーにして皆に
楽しんでもらうことに！
「くっ、やはり来たな、プリキュア。
命を助けていただいた恩があるので、心苦しいが…」
ダイガンも悪いとわかっております…。
ところで今回の戦闘は見ごたえありました！

アンジュとエトワール、さらに
アムールロックンロールでオシマイダーに
攻撃しつつ、マシェリポップンで
出店やお客さんも守る！さらにエールが一撃！
「皆が楽しんでるハロウィンは私達が守る！」
総攻撃に猛オシマイダーとダイガン、あっさり浄化(笑)

ショー、いえ戦闘後、観客の
「あ～、5分で終わっちゃった」に吹いたww
リストルもあっさり帰ったし！

戦闘後のダイガンは浄化されたご様子。
そういえばダイガンは以前の退場は
トラウムに撃たれてだったから、浄化は初なのか。
なんか嬉しそう？なダイガンを叱咤激励するパップル。
「何やってんのよ！」
ジュリ扇でパコーンしつつ…

「…ったく。はあ、あんたが作ったお菓子、
子どもに大人気よ。あんたがちまちま乗せてた
お花がかわいいんだって」
仕事が、苦労が報われる瞬間です…。
「う～、つ…次は５分でのせてみせる！」
ダイガンも目が覚めたようで何より。
「それでこそ、我がまえむきあしたエージェンシーの
メンバーよ♪」
MMAの社長はパップルですが、ここで
それでこそ我が部下よと言わないのが
まさに理想の上司って貫禄です…。
パップルも変わったもんだ…。

一方、コスプレのまま物思いのハリー。
「クライアス社は、時を止めて未来を奪う。
そしたら夢とか希望を抱いてもムダになる。
そんなことはさせたらあかん。
それにな、明日が来えへんかったら、
思い出がいつまでたっても思い出にならへん。
昨日はいつまでたっても昨日のままや。
失くしたもんは失くしたまま、取り戻すことも
できへん。忘れようにも、諦めようにも時間が
動けへんかったら、どうしようもないなって」

これはつまり、今ハリーとはぐたんが
置かれている状況だということでしょうか。
元いた世界の未来を奪われ、昨日も明日もないまま
過去を生きる…。時を止めることの残酷さです。
「ねえハリー。大丈夫だよ。
ハリーには、私達がいるよ。
絶対に未来を奪わせたりしない。
新しい明日をみんなで迎えよう。ね！」
はなの言葉に不思議と元気が出るハリーと
プリキュア仮装のはぐたんに重なった人影…。

会えなくなった人に会える日。
それが現実になった一瞬でありました。
この人影は、ほまれが人魚になった時のあの女性です…。

そろそろ物語が動き出す時期ですが、
ハリーとはぐたんっていうか、
はなとはぐたんの関係にワクワクもんです。
さて次回、リストルがハリーとの因縁に決着をつける？
リストル、正体はかわいいんですが…(笑)