スタートウィンクルプリキュア第43話感想＆考察

2019 - 12/15 [Sun] - 08:19

こんなに可愛いのにっ…！

スタートウィンクルプリキュア第43話
『笑顔への想い☆ テンジョウVSえれな！』の感想です。

あらすじ
プリキュア一行、グーテン星へ！

進路、家族のこと…悩み多きえれなと
プリキュア一行は、ノットレイダー本拠地の場所が
特定できるかも、ということで分析を行ってくれる
グーテン星へ行くことになりますが…。
この星こそがテンジョウの出身星。
鼻もプライドも高い人々がたくさんです。

鼻がないと言われてしまうプルンス…(;^_^A

笑っているけれど、笑っていない笑顔の人々。
「あなたの好きな笑顔があふれているでしょう？
ここは笑顔の仮面をかぶって、腹の底では
人を見下している連中ばかり」
今回は1人で追いかけてきたテンジョウが
えれなにまたも精神攻撃。ですが、えれなは
反論できない…。

戦闘のさなか、テンジョウが笑顔を憎む原因が
明かされます。それは、テンジョウの仮面の
下にあった、テンジョウの鼻。

グーテン星では鼻が高いことが美しいとされ、
ふつうの鼻のテンジョウは幼いころから
口では「大丈夫」と言われながらも、笑われて育ったようでした…。

「消えてもらうわ。
私の過去と一緒にね！」
なんとテンジョウは今回、自らノットリガー化！
「みんなウソ…全部ウソ…
笑顔なんて、仮面なのよ！」
戦闘中、どうしたらいいかわからなくなる
キュアソレイユ…。でしたが、セレーネは
優しい笑顔でつぶやきます。

「えれな。大丈夫。自分を信じて…」
「まどか…」
クっ…！変身後の名前呼びはグッとくるものが
あるって言ってるでしょうがっ…！
「テンジョウ、あなたの言うとおりかもしれない。
あたしも作ったんだ。笑顔を」
本音で向き合うソレイユの脳裏には、
自らも周りと違うのかと悩んだ過去…。
「あたし、わかるよ。あなたの気持ち。だって…
あたしもそうだったから！あたしもみんなと違うって、
みんなあたしのこと、本当はどう思っているのかって
ずっと気にしてた。でもそれを救ってくれたのが家族の笑顔。
本物の笑顔だった。だから救われたんだ。
笑顔にはすごい力があるんだ！あたしは人の笑顔のために
自分を犠牲にしてるんじゃない！あなたのおかげで気づけた。
思ったの、あたし…あなたを笑顔にしたい！」
やっと光り出すソレイユ…。

トウィンクルイマジネーションであります！
戦闘の結果、テンジョウを浄化できたものの、
ソレイユが差し出した手を取ることなく、
テンジョウはまだ、笑顔にはなりませんでした…。
「わたしを、笑顔にできて？」
ただし、笑顔全否定ではなくなったかな…？という感じでした！

帰宅後、ママと料理をしながら、ふと泣いてしまうえれな。
テンジョウを笑顔にできなかったことも、テンジョウの
過去を知ってしまったことも、とても辛かったのですな…。
「えれな、人を笑顔にできるって、すごいことよ。
でも…人のために泣けるのはもっとすごい。
それって、相手の事を本気で考えてるってことだから。
泣きたい時は泣いてもいい。わたしは、そう思う。
きっといつか、一緒に笑顔になれる日が来るよ」
ママ、言うことがやはり深い…。

さらに、今回のやり取りからか、えれなは進みたい
道をはっきりと認識できたようでした。
「あたしね、人と人がわかり合えるような手助けをしたいの。
ちっちゃい頃から憧れてたんだ、ママに。ママみたいな、
人と人を笑顔で結びつける通訳ってステキだなあって！」
えれなご両親、笑顔で
「えれなの好きなように、えれなの好きな道を行きなさい」
と言ったー！うん、家の手伝いしろとか言い出さなくてよかったわ…。
そして、弟のとうまも
「家のことさ、俺にも任せてよ」
えれなをかばうように前に進み出てきたのが泣けたよ…弟よ…！

「大きくなったね」
「ええ…」
えれな両親も、感慨深げでありました…。

えれなの進路もこれである程度決定として、
テンジョウとはまだ最終決戦がある感じですかね。
「生まれながらに周囲と違う」という点では
えれなと同じだったかもしれませんが、テンジョウは
故郷でめっちゃ笑われてたからなあ…。
そりゃあ、「笑顔」ってワードでも、今回あっさり
和解できたらそれもまた違う気もしますし…。

えれなの「周囲との違い」は、明言はしないものの、
けっこう切りこんできましたね。
他者との違いに悩む子もたくさんいるでしょうし…。

あと、テンジョウが過去を知られたくなくて
グーテン星に駒ちゃん達を連れて行かなかったのが
切なかった…。駒ちゃん呼びしつつ、やっぱり
駒ちゃんたちが好きですよねテンジョウ^^

テンジョウにも笑顔になってほしいけど、
それは駒ちゃんたちがしてあげてほしいと
思ったりもします（笑）