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犬ぞりに乗ってきましたin旭川
2012 - 03/24 [Sat] - 23:51
ハムテルが乗ってたなあ~くらいの知識しかないにも関わらず
ま、なんとかなるだろ!と旭川ラーメン↓を食して出発してみたら

迎えてくれたのはオーナーのお2人そして約30頭の犬たち。
シベリアンハスキーにアラスカンハスキー、北海道犬と実にさまざま。
「お前ら誰やねん」×30の吼え声は圧巻です。

アンド、オーナーのダニーさんお手製だというそり。

おいおい当然だけど本格的だな…!
まずはもう1人のオーナー京子さんのそりレクチャーから。
まず、そりに乗るマッシャーがするのは体重移動でそりの行き先を
変えることです。上り坂で犬たちが大変そうならマッシャーも足で地面を蹴ったり、
逆にスピードが出すぎていると感じたら足を地面に擦り付けて減速するようにしたり。
かつ、1番大事なのはブレーキ。止めてないと犬だけでどっか行っちゃいますっ…!
…口をポッカーンと開けて聞いていたさかい夫婦でしたが、とはいえ
そりの先導はスノーモービルでしてくれるので…大丈夫だろう。たぶん…!
と思いつつも、オーナーが本日の犬たちの調子を見つつ、そりチームを
決めている間予習に余念のないさかい達。いよいよ出発です。

当日はマッシャー1人に犬6頭(ガブ、イブ、ハッピー、レディ、リル・ベアー、タロウ)
のチームでコースに入りました。往路・復路でマッシャー交代になっていたんですが
「最初はさかい夫に乗ってもらって様子を見よう」と思っていたわたくしに
オーナーが「最初は体重が軽い人が乗ってくださいね~」との鶴の一声!
どう考えても「私より夫の方が軽いです」なんて言えないよママンorz
犬たちが体力のある前半は体重の重い人がいいんじゃないかと思いきや、
ところがどっこい犬の状態によりけりだそうですっ…!
そしていよいよスタートですが…犬たちはそりにスタンバイするや否や、
即走り出そうとします。ハンパない勢いですっ…!先導のスノーモービルが進んだら
ブレーキをはずしてスタートなんですけど…。皆さまご存知でしょうか
犬ぞりのスタートダッシュは30h/kmをも超える時があります。

↑参考画像は『動物のお医者さん』より(笑)
心中、アヒャアアアアアアアアアア…みたいな声で叫んでるんですが、
実際は声も出せません。ハンドルにしがみつくのがやっとなわたくし。

しかしカーブに差し掛かったら、そりの方向を変えなければ振り落とされかねない!
まっくのうち、まっくのうち…!と、はじめの一歩を思い出しつつ頑張ってシフトウエート!
と、そうこうしている内に休憩になりました。犬たちが体を冷やしたり
オーナーさんたちが状態チェックをしたりしている間…。
わたくしはアドバイスをいただきました。
「ハンドル掴みすぎよ~、力まないでもっと楽に乗ってね~。
それと、ちょっとスピード出すぎだから足を地面につけて減速してね、
あと、走ってる最中に犬が雪を食べたりウンチョスして止まったら
そりも止めてね。しっかり犬たちを見ててね~」
とのことでしたが、全部はとてもこなせそうにないですママン…。
力まないようにと意識はしましたが、風圧が凄くてしがみつかないと
すぐ吹っ飛ばされそうだし、何よりブレーキを両足で踏んでそりを
止めている時でさえ、犬たちが走り出そうとする勢いに負けそうです…。

↑犬たち、リアルに大も小も走りながらします…。
あと、犬って走りながらでもウンチョスしたり雪食べたりします。
止まってする犬もいるから、しっかり見てないと…と思うんですが
犬が蹴り上げた雪やら何やらが飛んできて目に入りました…ら、コース上に
すでにウンチョスがありました。ごめんなさい気が回らないマッシャーで…orz
そんな犬ぞり前半も終了。今度はさかい夫がマッシャーです。
妻が大変な時、スノーモービルに乗って大笑いしていた夫よ!
身をもって大変さを思い知れ…!と思いきや
本日2度目のところがどっこい!

なんか楽に乗ってる…!?背筋ピーンとしてる…!?
休憩中、さかい夫に聞いてみたら
「これ楽しいなー!さかいは何であんなに必死だったの?」
逆に聞かれました。そりゃもう不思議そうに…orz
実際、さかい夫のほうが体重が重いのと、後半で犬たちも
速度が落ちてそりのスピードが安定していたそうです(オーナー談)
犬たちもウンチョス出しきってるしで、さかい夫は楽しくコースを回ったのでした…。
若干イラっとしつつも(←さかい夫に)それでもですね…
とっても爽快でした!
でかい犬たちと共に風を切って走り、終わったらエゾシカ肉をあげる…。
すると犬たちはお互いにお尻のかほりを嗅ぎ合う…!

って何してんねん…。
そりを引く犬って大変そうじゃのう…と思ってオーナーに聞いてみたら
「そり犬は、そりを引くのが生きがいなのよ~」だそうです。
この日のそりチームにも10歳、11歳のシニア犬がおりましたが
立派な走りでした。むしろそりを引いている間はシニア犬もとても
若々しくて、引退したら途端に老けこんじゃうそうです。
たしかに、そりを準備している最中でも早く走らせろやボケ!
って言わんばかりに吠えてたもんなあ…。いや文字通り先走っておりました。
何ともいえず心温まる、それでいて爽快体験でございました。来年もぜひ
旭川に来て走ろう!と話し合うわたくし達…ということで…。
ここにまた一組、犬ぞりの魅力に取り付かれたシロウトが誕生しました(笑)
冬の北海道に来たらぜひレッツトライ!
3月某日、大雪山を望む旭川近郊の町で
犬ぞりに乗って参りました!
さかい夫婦、スキーもスノボもスケートもせずワカサギ釣りだけで
冬が終わっちゃいそうだったので、一念発起し新たな
ウィンタースポーツに挑戦してみたのです。(北海道において、3月はまだまだ冬です…)
冬場ですと普通のそりなら、子どもを乗せてお買い物に行くオカン
(帰りは買い物袋もそりに乗せる)や大量の酒を乗せて配達に行く
酒屋さんなど、北海道の街中でも見られるんですがね…。
さすがに「犬ぞり」は専門の場所で行われております。
今回お世話になったのは旭川・鷹栖のムーンライトレディースさん。
…ええ「キュアムーンライトだー!よしここ!」と思いましてね…。
ハムテルが乗ってたなあ~くらいの知識しかないにも関わらず
ま、なんとかなるだろ!と旭川ラーメン↓を食して出発してみたら

迎えてくれたのはオーナーのお2人そして約30頭の犬たち。
シベリアンハスキーにアラスカンハスキー、北海道犬と実にさまざま。
「お前ら誰やねん」×30の吼え声は圧巻です。

アンド、オーナーのダニーさんお手製だというそり。

おいおい当然だけど本格的だな…!
まずはもう1人のオーナー京子さんのそりレクチャーから。
まず、そりに乗るマッシャーがするのは体重移動でそりの行き先を
変えることです。上り坂で犬たちが大変そうならマッシャーも足で地面を蹴ったり、
逆にスピードが出すぎていると感じたら足を地面に擦り付けて減速するようにしたり。
かつ、1番大事なのはブレーキ。止めてないと犬だけでどっか行っちゃいますっ…!
…口をポッカーンと開けて聞いていたさかい夫婦でしたが、とはいえ
そりの先導はスノーモービルでしてくれるので…大丈夫だろう。たぶん…!
と思いつつも、オーナーが本日の犬たちの調子を見つつ、そりチームを
決めている間予習に余念のないさかい達。いよいよ出発です。

当日はマッシャー1人に犬6頭(ガブ、イブ、ハッピー、レディ、リル・ベアー、タロウ)
のチームでコースに入りました。往路・復路でマッシャー交代になっていたんですが
「最初はさかい夫に乗ってもらって様子を見よう」と思っていたわたくしに
オーナーが「最初は体重が軽い人が乗ってくださいね~」との鶴の一声!
どう考えても「私より夫の方が軽いです」なんて言えないよママンorz
犬たちが体力のある前半は体重の重い人がいいんじゃないかと思いきや、
ところがどっこい犬の状態によりけりだそうですっ…!
そしていよいよスタートですが…犬たちはそりにスタンバイするや否や、
即走り出そうとします。ハンパない勢いですっ…!先導のスノーモービルが進んだら
ブレーキをはずしてスタートなんですけど…。皆さまご存知でしょうか
犬ぞりのスタートダッシュは30h/kmをも超える時があります。

↑参考画像は『動物のお医者さん』より(笑)
心中、アヒャアアアアアアアアアア…みたいな声で叫んでるんですが、
実際は声も出せません。ハンドルにしがみつくのがやっとなわたくし。

しかしカーブに差し掛かったら、そりの方向を変えなければ振り落とされかねない!
まっくのうち、まっくのうち…!と、はじめの一歩を思い出しつつ頑張ってシフトウエート!
と、そうこうしている内に休憩になりました。犬たちが体を冷やしたり
オーナーさんたちが状態チェックをしたりしている間…。
わたくしはアドバイスをいただきました。
「ハンドル掴みすぎよ~、力まないでもっと楽に乗ってね~。
それと、ちょっとスピード出すぎだから足を地面につけて減速してね、
あと、走ってる最中に犬が雪を食べたりウンチョスして止まったら
そりも止めてね。しっかり犬たちを見ててね~」
とのことでしたが、全部はとてもこなせそうにないですママン…。
力まないようにと意識はしましたが、風圧が凄くてしがみつかないと
すぐ吹っ飛ばされそうだし、何よりブレーキを両足で踏んでそりを
止めている時でさえ、犬たちが走り出そうとする勢いに負けそうです…。

↑犬たち、リアルに大も小も走りながらします…。
あと、犬って走りながらでもウンチョスしたり雪食べたりします。
止まってする犬もいるから、しっかり見てないと…と思うんですが
犬が蹴り上げた雪やら何やらが飛んできて目に入りました…ら、コース上に
すでにウンチョスがありました。ごめんなさい気が回らないマッシャーで…orz
そんな犬ぞり前半も終了。今度はさかい夫がマッシャーです。
妻が大変な時、スノーモービルに乗って大笑いしていた夫よ!
身をもって大変さを思い知れ…!と思いきや
本日2度目のところがどっこい!

なんか楽に乗ってる…!?背筋ピーンとしてる…!?
休憩中、さかい夫に聞いてみたら
「これ楽しいなー!さかいは何であんなに必死だったの?」
逆に聞かれました。そりゃもう不思議そうに…orz
実際、さかい夫のほうが体重が重いのと、後半で犬たちも
速度が落ちてそりのスピードが安定していたそうです(オーナー談)
犬たちもウンチョス出しきってるしで、さかい夫は楽しくコースを回ったのでした…。
若干イラっとしつつも(←さかい夫に)それでもですね…
とっても爽快でした!
でかい犬たちと共に風を切って走り、終わったらエゾシカ肉をあげる…。
すると犬たちはお互いにお尻のかほりを嗅ぎ合う…!

って何してんねん…。
そりを引く犬って大変そうじゃのう…と思ってオーナーに聞いてみたら
「そり犬は、そりを引くのが生きがいなのよ~」だそうです。
この日のそりチームにも10歳、11歳のシニア犬がおりましたが
立派な走りでした。むしろそりを引いている間はシニア犬もとても
若々しくて、引退したら途端に老けこんじゃうそうです。
たしかに、そりを準備している最中でも早く走らせろやボケ!
って言わんばかりに吠えてたもんなあ…。いや文字通り先走っておりました。
何ともいえず心温まる、それでいて爽快体験でございました。来年もぜひ
旭川に来て走ろう!と話し合うわたくし達…ということで…。
ここにまた一組、犬ぞりの魅力に取り付かれたシロウトが誕生しました(笑)
冬の北海道に来たらぜひレッツトライ!
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