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映画テルマエ・ロマエ感想
2012 - 06/04 [Mon] - 23:04
公開日から1カ月以上経っているのにけっこうな客の入りで
ございました。
・ストーリー
時は古代、場所はローマ帝国。浴場設計技師ルシウスは
アテネまで赴いて学んだ設計技術を提案するも「時代遅れ」と
受け入れられず失業の憂き目に遭います。
気分転換にと、友人・マルクスに公衆浴場「テルマエ」に
誘われ入浴するも、そこは商売に相撲と騒がしいったら
ありません。いっそ無音になりたいとお湯の中に潜った
ルシウスは、なぜか2000年後の日本の銭湯にタイムスリップ
してしまっていたのでした…。
そこで出会った日本人達を「平たい顔族」と認識した
ルシウスは、古代ローマにはない様々な日本のお風呂文化を
持って帰り、失業どころか大人気の浴場技師として名を馳せ
その名声は時の皇帝、ハドリアヌスの耳に入る所となり、
ルシウスの運命は大きく動き始めるのでした…!
・オリジナルストーリーという名の「改変」…
と、元となるストーリーは原作通りで、前半の
60分は原作のタイムスリップ小ネタの詰め合わせという
感じで結構かなり笑えました~。

↑ルシウスの頭の中(トイレの蓋を開ける奴隷)も
再現されていたり、ジャグジーバスを人力(呼気)で
描写する等、原作よりもさらにパワーアップしてましたし。

↑ワンダーウェーブ洗浄も再現されてた(笑)
が、後半。ハドリアヌス帝の後継者選びの兼ね合いで
ケイオニウスの為に浴場を設計することになったルシウスが
それを拒否…!(←原作では造っている)から何だか怪しくなり…。
上戸彩さん演じるマミちゃんと実家の温泉メンバーが
逆に古代ローマにタイムスリップ!
次期皇帝になるはずのアントニヌスがパンノニアに赴任させられそうに
なるのを見て、マミちゃんが
「ケイオニウスが皇帝になったらハドリアヌスが神格化されない!」
とルシウスに告げ、みんなでアントニヌスを王位につけるため、
ひいては歴史が変わるのを防ぐために、傷ついた兵士を癒す
温泉施設を戦地に建設することになるのでした。
ということで後半は、感動!古代ローマ大河ドラマという
テイストです。正直、ずいぶんテンポが変わっちゃったな…
と残念なくらい進むのが遅く感じたww
また、大きなポイントは、やっぱりヒロイン・マミちゃん。
彼女は漫画家志望であり、派遣でショールームで働いており
また鄙びた温泉宿の娘さんでもあります。
ルシウスがタイムスリップする所に、なぜか必ず彼女も
居合わせ、最初は縁があるな…という感じ。でもまあ
不自然ではない程度か…と前半は思ってたんですけどね。
後半は…原作でちょい役程度のマミちゃんを、よくここまで
膨らませたもんだなと…。
まあ…映画オリジナルストーリー!って煽り文句が
成功してるの見たことないしな、と悪い意味で
納得しちゃった部分でもありました。
・友人マルクス…
あと、どうしても納得がいかないのはルシウスの友人マルクスが
ルシウスの妻のリウィアを寝取ったことです。映画でもマルクスの
師匠のお風呂エピソードがあったってのにこれはちょっと…。
その後のフォローもなく、エンディングロールで
マルクス&師匠が映っていただけというのは中途半端でした。
若干の後味悪さすら残ったよ…。
・最高の出演者と演出!
さて、ストーリーには結構かなりぶーぶー言っちゃったんですが
出演者と演出は秀逸でしたよ映画テルマエ!
主演の阿部寛さんをはじめ、ローマ勢には北村一輝さんに
市村正親さん、宍戸開さん…。揃いも揃って濃いの集めましたなあ。
特に阿部寛さんのルシウスは、どう見ても日本人なのに、
ローマ人の中にいても、不思議と違和感がない!
お風呂がテーマだけあって、ルシウスの肌色率も高いんですが
それが阿部寛さんだと、お尻さらしても厭らしくなかった。これはすごい。
親子で安心して観られる映画でした(笑)
平たい顔族、というかお風呂につかってるおじいちゃん達の再現率も
高かった!ピカデリー梅田さんもいらっしゃいましたw
そして演出。ルシウスがタイムスリップする際など、
オペラが演奏され、いい味出してましたっ…!
さかいは詳しくありませんが、オペラを知っていると
思わずニヤっとしちゃう選曲だったそうな。
さてこれでテルマエ・ロマエはアニメと映画を観たことになりますが
どちらかというとテルマエは…NHKあたりのドラマ向けじゃないかと。
もちろん、やるならちゃんと原作通りのストーリーで。
役者と演出は秀逸だから、後は舞台だけなんですよね。。
もし次の機会があるなら、ぜひドラマでお願いしたいもんです(笑)
ようやく観に行って参りました映画テルマエ!
追記以降、ネタバレ上等の感想ですので、これから
観に行こうとお考えの方はご注意くださいまし…。
公開日から1カ月以上経っているのにけっこうな客の入りで
ございました。
・ストーリー
時は古代、場所はローマ帝国。浴場設計技師ルシウスは
アテネまで赴いて学んだ設計技術を提案するも「時代遅れ」と
受け入れられず失業の憂き目に遭います。
気分転換にと、友人・マルクスに公衆浴場「テルマエ」に
誘われ入浴するも、そこは商売に相撲と騒がしいったら
ありません。いっそ無音になりたいとお湯の中に潜った
ルシウスは、なぜか2000年後の日本の銭湯にタイムスリップ
してしまっていたのでした…。
そこで出会った日本人達を「平たい顔族」と認識した
ルシウスは、古代ローマにはない様々な日本のお風呂文化を
持って帰り、失業どころか大人気の浴場技師として名を馳せ
その名声は時の皇帝、ハドリアヌスの耳に入る所となり、
ルシウスの運命は大きく動き始めるのでした…!
・オリジナルストーリーという名の「改変」…
と、元となるストーリーは原作通りで、前半の
60分は原作のタイムスリップ小ネタの詰め合わせという
感じで結構かなり笑えました~。

↑ルシウスの頭の中(トイレの蓋を開ける奴隷)も
再現されていたり、ジャグジーバスを人力(呼気)で
描写する等、原作よりもさらにパワーアップしてましたし。

↑ワンダーウェーブ洗浄も再現されてた(笑)
が、後半。ハドリアヌス帝の後継者選びの兼ね合いで
ケイオニウスの為に浴場を設計することになったルシウスが
それを拒否…!(←原作では造っている)から何だか怪しくなり…。
上戸彩さん演じるマミちゃんと実家の温泉メンバーが
逆に古代ローマにタイムスリップ!
次期皇帝になるはずのアントニヌスがパンノニアに赴任させられそうに
なるのを見て、マミちゃんが
「ケイオニウスが皇帝になったらハドリアヌスが神格化されない!」
とルシウスに告げ、みんなでアントニヌスを王位につけるため、
ひいては歴史が変わるのを防ぐために、傷ついた兵士を癒す
温泉施設を戦地に建設することになるのでした。
ということで後半は、感動!古代ローマ大河ドラマという
テイストです。正直、ずいぶんテンポが変わっちゃったな…
と残念なくらい進むのが遅く感じたww
また、大きなポイントは、やっぱりヒロイン・マミちゃん。
彼女は漫画家志望であり、派遣でショールームで働いており
また鄙びた温泉宿の娘さんでもあります。
ルシウスがタイムスリップする所に、なぜか必ず彼女も
居合わせ、最初は縁があるな…という感じ。でもまあ
不自然ではない程度か…と前半は思ってたんですけどね。
後半は…原作でちょい役程度のマミちゃんを、よくここまで
膨らませたもんだなと…。
まあ…映画オリジナルストーリー!って煽り文句が
成功してるの見たことないしな、と悪い意味で
納得しちゃった部分でもありました。
・友人マルクス…
あと、どうしても納得がいかないのはルシウスの友人マルクスが
ルシウスの妻のリウィアを寝取ったことです。映画でもマルクスの
師匠のお風呂エピソードがあったってのにこれはちょっと…。
その後のフォローもなく、エンディングロールで
マルクス&師匠が映っていただけというのは中途半端でした。
若干の後味悪さすら残ったよ…。
・最高の出演者と演出!
さて、ストーリーには結構かなりぶーぶー言っちゃったんですが
出演者と演出は秀逸でしたよ映画テルマエ!
主演の阿部寛さんをはじめ、ローマ勢には北村一輝さんに
市村正親さん、宍戸開さん…。揃いも揃って濃いの集めましたなあ。
特に阿部寛さんのルシウスは、どう見ても日本人なのに、
ローマ人の中にいても、不思議と違和感がない!
お風呂がテーマだけあって、ルシウスの肌色率も高いんですが
それが阿部寛さんだと、お尻さらしても厭らしくなかった。これはすごい。
親子で安心して観られる映画でした(笑)
平たい顔族、というかお風呂につかってるおじいちゃん達の再現率も
高かった!ピカデリー梅田さんもいらっしゃいましたw
そして演出。ルシウスがタイムスリップする際など、
オペラが演奏され、いい味出してましたっ…!
さかいは詳しくありませんが、オペラを知っていると
思わずニヤっとしちゃう選曲だったそうな。
さてこれでテルマエ・ロマエはアニメと映画を観たことになりますが
どちらかというとテルマエは…NHKあたりのドラマ向けじゃないかと。
もちろん、やるならちゃんと原作通りのストーリーで。
役者と演出は秀逸だから、後は舞台だけなんですよね。。
もし次の機会があるなら、ぜひドラマでお願いしたいもんです(笑)
先日はコメントありがとうございました。映画見に行ったのですね!温泉好きとしてこれは是非見てみたいなぁと思っています。漫画の方は見ましたけど映画も面白そうですね。
いらっしゃいませ~♪
egさん、こんにちは~!
こちらこそ、ご訪問&コメントありがとうございます!
…ですが、ガチヲタブログで驚かれたんじゃないでしょうか…どきどき…。
映画テルマエ、けっこうストーリーには文句つけちゃったんですが
ロケ地が実際の温泉だったり銭湯だったりで、漫画以上に
「あ~お風呂入りて~っ…!」となる映像の威力がありました。
そして阿部寛氏のおしりは必見です(笑)
『テルマエ』漫画版もまだ連載中ですし、続きが気になる&お風呂入りたくなりますわ…。
そしてegさんのお風呂レポートも楽しみにしてますね♪
今後ともよろしくお願いしますです~^^
こちらこそ、ご訪問&コメントありがとうございます!
…ですが、ガチヲタブログで驚かれたんじゃないでしょうか…どきどき…。
映画テルマエ、けっこうストーリーには文句つけちゃったんですが
ロケ地が実際の温泉だったり銭湯だったりで、漫画以上に
「あ~お風呂入りて~っ…!」となる映像の威力がありました。
そして阿部寛氏のおしりは必見です(笑)
『テルマエ』漫画版もまだ連載中ですし、続きが気になる&お風呂入りたくなりますわ…。
そしてegさんのお風呂レポートも楽しみにしてますね♪
今後ともよろしくお願いしますです~^^
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ようやく観に行って参りました映画テルマエ!追記以降、ネタバレ上等の感想ですので、これから観に行こうとお考えの方はご注意くださいまし…。