![]() |
トップページ > 北海道こぼれ話 > コミックふるさと 北海道 | |||
コミックふるさと 北海道
2012 - 06/30 [Sat] - 23:40
野生動物・家畜からの叫びやら

シュールすぎる光景やら…。

中でも『柴王』や『ぴくぴく仙太郎』の作者・布浦翼先生の
『大雪山の勇者モコハル』は厳しい自然の掟がテーマ。

相変わらずこの方は可愛い絵柄でリアルを描いて下さいます…。
北海道民としては『鉄拳チンミ』の作者・前川たけし先生が
雪の音について描かれてたのが印象深かったなあ。

雪が静かに降り積もる中にも、あとから降る雪がたてるかすかな音が
聞こえるという体験。雪国出身者にしかご理解いただけなさそうですが…。
雪って決して無音じゃないんですよね。むしろ静かな中だと際立つ音があるというか。
あと、お約束の北海道弁。

「なまらケツくる」は私も初耳です…。意味は「すごく頭にくる」とのこと。
いや「なまら」はよく聞くけど、「ケツくる」ってあんた…!ねえ…!

「ばくる」=「交換する」
そうだよね…、いきなり言われてもわかんないよね…。
北海道の情景、あるあるが詰まった本です。ただ、おすすめできるかっていうと
少々いやかなり首を傾げちゃうのですが…。(そもそも北海道外で買えるのか謎ですけど)
というのも、構成がどうかしてますこの本。
『北海道ゆかりの漫画家12名が描く、ふるさとの魅力』って言ってるのに
大和和紀先生の作品は20年前の作品の再録ってどういうことよ…。それに
30ページの漫画を描いてる方がいると思ったら、1ページしか載ってない方もいらっしゃったりで。
表紙のちょうどど真ん中に鎮座するルパン3世のモンキー・パンチ先生。
おお!寄稿されてるのか~!とわくわくしてたらたったの2ページ。
イラストは1枚だけ。五右衛門が霧の中に佇むシーンのルーツとか興味深かっただけに
漫画で読みたかった…!

『ハガレン』の荒川弘先生も1ページ。せっかく『銀の匙』も人気なんだし
描いていただくにも、もうちょっとどうにか出来なかったのかとね。
この作りでは、岩手の二番煎じって言われてもしょうがないかな。
とはいえ、巻末の知事インタビューにも「第二弾、第三弾を期待する」という
言葉がありましたので、もし次があるならぜひ期待したいです。
動物のお医者さんの方とか、銀魂のあの方とか、話題のテルマエ・ロマエの方とか
まだまだ漫画家さんもいらっしゃることですし。
たぶんこの本、いい方面にも悪い方面にもたくさん感想が集まると思うので、
次に活かしてもらえたらいいんですけど…。
「コミックふるさと 福岡」が同時刊行されたそうですが、そちらの出来栄えはどうなんだろう…。

以下、拍手コメントお返事です。ありがとうございます~♪
>獏痴さん
おお獏痴さんもVAIOでしたか…!実はうちの夫もVAIOなので
例の悪評(ソニータイマーとか言われてますね…ww)はあまり気にして
なかったのです。むしろ替えてからとても快調です…!!
ということで、周りにVAIO広めましょう獏痴さん(笑)
ちなみに獏痴さんは『コミックふるさと 北海道』読まれました?
まだでしたらぜひ読んでみていただきたいです。道産子としてどう感じるかww
微妙な気分になる可能性大ですが…。
『北海道ゆかりの漫画家12名が描く、ふるさとの魅力が満載!!』
の謳い文句で本屋に山積みされていまして、つい買っちゃいました。
ちょっと前に発刊された『コミックいわて』の二番煎じ北海道版です。
「北海道庁、全面協力」とも書いてありましたが、巻末に知事の
インタビューがあるだけで、後は北海道出身漫画家さんが描かれています。
いわゆる北海道アンソロジー。著者ラインナップは
エッセイコミック
安彦良和
荒川弘
大和和紀
前川たけし
いくえみ綾
イラスト&エッセイ
モンキー・パンチ
ストーリー
唐沢なをき
布浦翼
恵三朗
青空大地
篠有紀子
香山梨緒
追記以降、感想&拍手お返事ございます。
よろしくお願いいたします~♪
野生動物・家畜からの叫びやら

シュールすぎる光景やら…。

中でも『柴王』や『ぴくぴく仙太郎』の作者・布浦翼先生の
『大雪山の勇者モコハル』は厳しい自然の掟がテーマ。

相変わらずこの方は可愛い絵柄でリアルを描いて下さいます…。
北海道民としては『鉄拳チンミ』の作者・前川たけし先生が
雪の音について描かれてたのが印象深かったなあ。

雪が静かに降り積もる中にも、あとから降る雪がたてるかすかな音が
聞こえるという体験。雪国出身者にしかご理解いただけなさそうですが…。
雪って決して無音じゃないんですよね。むしろ静かな中だと際立つ音があるというか。
あと、お約束の北海道弁。

「なまらケツくる」は私も初耳です…。意味は「すごく頭にくる」とのこと。
いや「なまら」はよく聞くけど、「ケツくる」ってあんた…!ねえ…!

「ばくる」=「交換する」
そうだよね…、いきなり言われてもわかんないよね…。
北海道の情景、あるあるが詰まった本です。ただ、おすすめできるかっていうと
少々いやかなり首を傾げちゃうのですが…。(そもそも北海道外で買えるのか謎ですけど)
というのも、構成がどうかしてますこの本。
『北海道ゆかりの漫画家12名が描く、ふるさとの魅力』って言ってるのに
大和和紀先生の作品は20年前の作品の再録ってどういうことよ…。それに
30ページの漫画を描いてる方がいると思ったら、1ページしか載ってない方もいらっしゃったりで。
表紙のちょうどど真ん中に鎮座するルパン3世のモンキー・パンチ先生。
おお!寄稿されてるのか~!とわくわくしてたらたったの2ページ。
イラストは1枚だけ。五右衛門が霧の中に佇むシーンのルーツとか興味深かっただけに
漫画で読みたかった…!

『ハガレン』の荒川弘先生も1ページ。せっかく『銀の匙』も人気なんだし
描いていただくにも、もうちょっとどうにか出来なかったのかとね。
この作りでは、岩手の二番煎じって言われてもしょうがないかな。
とはいえ、巻末の知事インタビューにも「第二弾、第三弾を期待する」という
言葉がありましたので、もし次があるならぜひ期待したいです。
動物のお医者さんの方とか、銀魂のあの方とか、話題のテルマエ・ロマエの方とか
まだまだ漫画家さんもいらっしゃることですし。
たぶんこの本、いい方面にも悪い方面にもたくさん感想が集まると思うので、
次に活かしてもらえたらいいんですけど…。
「コミックふるさと 福岡」が同時刊行されたそうですが、そちらの出来栄えはどうなんだろう…。

以下、拍手コメントお返事です。ありがとうございます~♪
>獏痴さん
おお獏痴さんもVAIOでしたか…!実はうちの夫もVAIOなので
例の悪評(ソニータイマーとか言われてますね…ww)はあまり気にして
なかったのです。むしろ替えてからとても快調です…!!
ということで、周りにVAIO広めましょう獏痴さん(笑)
ちなみに獏痴さんは『コミックふるさと 北海道』読まれました?
まだでしたらぜひ読んでみていただきたいです。道産子としてどう感じるかww
微妙な気分になる可能性大ですが…。
コメントの投稿
トラックバック
http://aoiro311.blog47.fc2.com/tb.php/665-02087e93