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賭博覇王伝零 ギャン鬼編5巻感想
2012 - 08/25 [Sat] - 23:46
居酒屋 魚兆にて9億1000万ゲット祝勝会から5巻スタートです。
末崎さくら氏が悟りを開いたり…。零さんが板倉さんに
「保留根性ダメゼッタイ!」と説いたりとそれなりに盛りあがってます…!

今巻にて、零さんの博打に対する姿勢と、その先にあるものが
ちょっとだけ描かれました。
曰く、ただ1度だけサイコロを振って、1の目以外は
全て張った額の倍返しというギャンブルがあったとして、
板倉さんは2億か3億を張る。でも、零さんはそれはダメ!
価値も負けも薄めた張りだという。ただ1度の勝負なら
9億1000万全て張るべき。それこそが博徒だ、と言う。
「だからいずれ負けるのはどうでもいい。
ただその前、失う前に…」

と、零さんここで言葉を切りました。
その脳裏によぎったのは在全様&標くん。
大分先になるにしろ、挑戦する気は満々のようです…!
そんな零さんに、ご老人たちがまたも「孫娘をもらってくれ!」攻撃。
それを阻止しようと「全歯抜くぞ」とすごむジュンコ!

首を絞められたご老人は総入れ歯だったので防御できてましたww
そもそも『居酒屋 魚兆にて9億1000万ゲット祝勝会』は
エリザベス・ジュンコに勝った祝勝会だというのに、零に惚れちゃった
当のジュンコまでなぜか参加しているという(笑)
そんな零さん達の向かいのテーブルでひと悶着がありました。
どうやら芸能事務所の飲み会のようでしたが、社長は売れなかった
女の子をスポンサーと寝させて損失を補填させようとしていました。
女の子の顔にビールをかけたりと、傍若無人な社長に
「あんたは言うならその娘に投資して一儲けしようと目論んだ博打だ」
…と首を突っ込んだ零さん…。
1000万を賭けて『きれいにビールを注ぐ対決』を申し出ました。
が、言い出しっぺのくせに零さんは半分ほど泡。対して
ビール鉄則1 下が細くなっているグラスは泡立ちやすい
ビール鉄則2 冷えてないぬるいビールは泡立ちやすい
という法則にのっとり、勝利を確信した社長でしたが…。

ビールに微量の塩を仕込んで、社長を泡まみれにして勝利!
要はコーラにフリスク現象ですな。単純ですが効果はバッチリ。
女の子を救った零さんなのでした…。
言ってみればイカサマを仕込んだ騙し打ちなわけです。しかし零さんは
「どう?バカバカしいだろ?これぞ博打!!」とは言いましたが
同じ土俵で正々堂々勝負する、とは言ってない。

京介さんとのゴルフ対決のように、ビール党の社長が気づかない方が
迂闊ということですね。
…が、ここまでは序章に過ぎません。
零さんと社長のビール対決を見ていた男の子。
この子の「ある暗号の謎を解いて下さい」という依頼が
5巻の本番です。
男の子、宝条直樹は七本木ヒルズや八本木ミッドタウンといった
日本の不動産を牛耳る一族・宝桜コーポレーションの
創立者・宝条喜十郎の孫でした。
3年前、祖父が行方不明になってから世間に現れた一万円札。
万札の端に短歌のようなものが書かれている中に
禁制の春
富士山頂に宝
龍虎の間に
六羽の影(3779)
桜散る前に 忠
という共通の文面がいくつか見つかりました。
世間では、これは宝探しのメッセージじゃないかと
賑わっていますが、直樹は行方不明になっている祖父の
SOSではないかと思っていました。そこで、零の頭脳を借りたいと
依頼したのです。

宝桜コーポレーションの親族・役員会議の場では零さん
「これは喜十郎さんの死後代行。つまり亡くなった喜十郎さんが
自分の莫大な財産の隠し場所を世間に広めよ」のメッセージ
と言いましたが…。
これは零さんの嘘。本当の推理は
「喜十郎さんは生きていて監禁されている。諭吉の独り言のメッセージは
自分の監禁場所を伝えるSOS」
万札に短歌を書き、その中に自分の居場所を隠した文面を混ぜる。
しかも徐々に。この気の遠くなりそうな、しかし外に出るための
喜十郎じいさんの執念を無駄にしないため、あえて会議の場では
本当のことを言わなかった零さん。
会議に参加している者の中に、密通者がいることを考え
会議の場では死後代行という発言をしたのでした。
喜十郎さんが亡くなっていると聞いて涙した岡島専務が可哀そうだったな…!
うーん。莫大な財産を自分が手に入れたらどうするかな…と
考えさせられる。零さんの言うように博打に全賭けもアリなんでしょうし、
喜十郎さんみたいに、子や孫を巻き込むゲームを仕込むのも
まあアリでしょう。
結果的に世間をも騒がせたことで、ある意味喜十郎さん大喜びな
展開だろうなコレ。むしろ、このシナリオすら喜十郎さんの筋書き通りで
自分の掌の上で転がる連中を「ドッキリでしたー!お疲れ!!」って
札を持って待ってそうだ…。そっちの方が人生最後のイベントとして面白いもんな、
喜十郎さんにしたら。
『おもしろきこともなき世をおもしろく』(高杉晋作辞世の句)
とはよく言ったもんだ。

次巻からは、貴光(宝条家長男)と佐和子(直樹の母)側で、宝探し
早い者勝ちの勝負が幕を開けます。
…ついでに、何でかアイドル事務所の社長もついてくるっぽい…。
5巻は短編・長編序章のお腹いっぱいになる構成で読み応えありましたー。
自分としては、推しメンだったエリザベス・ジュンコが仲間(?)になって
ウルトラハッピーでした♪

零さんモテモテでよかったね♪♪
『賭博覇王伝零 ギャン鬼編』の5巻を読みましたので感想です。
※『零』ギャン鬼編これまでの感想→1巻、2巻、3巻、4巻
5巻は「ビール」編。そして「諭吉の独り言」編序章!
エリザベス・ジュンコが零さんの仲間に加わった!!
…追記にて、がっつりネタバレあり感想です。よろしくお願いします…!
居酒屋 魚兆にて9億1000万ゲット祝勝会から5巻スタートです。
末崎さくら氏が悟りを開いたり…。零さんが板倉さんに
「保留根性ダメゼッタイ!」と説いたりとそれなりに盛りあがってます…!

今巻にて、零さんの博打に対する姿勢と、その先にあるものが
ちょっとだけ描かれました。
曰く、ただ1度だけサイコロを振って、1の目以外は
全て張った額の倍返しというギャンブルがあったとして、
板倉さんは2億か3億を張る。でも、零さんはそれはダメ!
価値も負けも薄めた張りだという。ただ1度の勝負なら
9億1000万全て張るべき。それこそが博徒だ、と言う。
「だからいずれ負けるのはどうでもいい。
ただその前、失う前に…」

と、零さんここで言葉を切りました。
その脳裏によぎったのは在全様&標くん。
大分先になるにしろ、挑戦する気は満々のようです…!
そんな零さんに、ご老人たちがまたも「孫娘をもらってくれ!」攻撃。
それを阻止しようと「全歯抜くぞ」とすごむジュンコ!

首を絞められたご老人は総入れ歯だったので防御できてましたww
そもそも『居酒屋 魚兆にて9億1000万ゲット祝勝会』は
エリザベス・ジュンコに勝った祝勝会だというのに、零に惚れちゃった
当のジュンコまでなぜか参加しているという(笑)
そんな零さん達の向かいのテーブルでひと悶着がありました。
どうやら芸能事務所の飲み会のようでしたが、社長は売れなかった
女の子をスポンサーと寝させて損失を補填させようとしていました。
女の子の顔にビールをかけたりと、傍若無人な社長に
「あんたは言うならその娘に投資して一儲けしようと目論んだ博打だ」
…と首を突っ込んだ零さん…。
1000万を賭けて『きれいにビールを注ぐ対決』を申し出ました。
が、言い出しっぺのくせに零さんは半分ほど泡。対して
ビール鉄則1 下が細くなっているグラスは泡立ちやすい
ビール鉄則2 冷えてないぬるいビールは泡立ちやすい
という法則にのっとり、勝利を確信した社長でしたが…。

ビールに微量の塩を仕込んで、社長を泡まみれにして勝利!
要はコーラにフリスク現象ですな。単純ですが効果はバッチリ。
女の子を救った零さんなのでした…。
言ってみればイカサマを仕込んだ騙し打ちなわけです。しかし零さんは
「どう?バカバカしいだろ?これぞ博打!!」とは言いましたが
同じ土俵で正々堂々勝負する、とは言ってない。

京介さんとのゴルフ対決のように、ビール党の社長が気づかない方が
迂闊ということですね。
…が、ここまでは序章に過ぎません。
零さんと社長のビール対決を見ていた男の子。
この子の「ある暗号の謎を解いて下さい」という依頼が
5巻の本番です。
男の子、宝条直樹は七本木ヒルズや八本木ミッドタウンといった
日本の不動産を牛耳る一族・宝桜コーポレーションの
創立者・宝条喜十郎の孫でした。
3年前、祖父が行方不明になってから世間に現れた一万円札。
万札の端に短歌のようなものが書かれている中に
禁制の春
富士山頂に宝
龍虎の間に
六羽の影(3779)
桜散る前に 忠
という共通の文面がいくつか見つかりました。
世間では、これは宝探しのメッセージじゃないかと
賑わっていますが、直樹は行方不明になっている祖父の
SOSではないかと思っていました。そこで、零の頭脳を借りたいと
依頼したのです。

宝桜コーポレーションの親族・役員会議の場では零さん
「これは喜十郎さんの死後代行。つまり亡くなった喜十郎さんが
自分の莫大な財産の隠し場所を世間に広めよ」のメッセージ
と言いましたが…。
これは零さんの嘘。本当の推理は
「喜十郎さんは生きていて監禁されている。諭吉の独り言のメッセージは
自分の監禁場所を伝えるSOS」
万札に短歌を書き、その中に自分の居場所を隠した文面を混ぜる。
しかも徐々に。この気の遠くなりそうな、しかし外に出るための
喜十郎じいさんの執念を無駄にしないため、あえて会議の場では
本当のことを言わなかった零さん。
会議に参加している者の中に、密通者がいることを考え
会議の場では死後代行という発言をしたのでした。
喜十郎さんが亡くなっていると聞いて涙した岡島専務が可哀そうだったな…!
うーん。莫大な財産を自分が手に入れたらどうするかな…と
考えさせられる。零さんの言うように博打に全賭けもアリなんでしょうし、
喜十郎さんみたいに、子や孫を巻き込むゲームを仕込むのも
まあアリでしょう。
結果的に世間をも騒がせたことで、ある意味喜十郎さん大喜びな
展開だろうなコレ。むしろ、このシナリオすら喜十郎さんの筋書き通りで
自分の掌の上で転がる連中を「ドッキリでしたー!お疲れ!!」って
札を持って待ってそうだ…。そっちの方が人生最後のイベントとして面白いもんな、
喜十郎さんにしたら。
『おもしろきこともなき世をおもしろく』(高杉晋作辞世の句)
とはよく言ったもんだ。

次巻からは、貴光(宝条家長男)と佐和子(直樹の母)側で、宝探し
早い者勝ちの勝負が幕を開けます。
…ついでに、何でかアイドル事務所の社長もついてくるっぽい…。
5巻は短編・長編序章のお腹いっぱいになる構成で読み応えありましたー。
自分としては、推しメンだったエリザベス・ジュンコが仲間(?)になって
ウルトラハッピーでした♪

零さんモテモテでよかったね♪♪
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