SHR・因果応報編

2012 - 12/20 [Thu] - 00:38

近代麻雀1.15号掲載の『HERO』第40話、
サブタイトル「裏切り」を読み感想＆考察を書きました。

※SHR…さかいによるHEROルポルタージュ。
第1弾、第2弾、第3弾、第4弾、第5弾、第6弾、第7弾もございます。

追記以下、がっつりネタバレですのでご覧いただく際はご注意くださいまし。

前号までのあらすじ。
第2次東西決戦予選・ひろさん＆岸辺さんの相手、鷲尾さんの弟子
中田＆大柳。ひろさんは彼らのフライング・パイに苦しめられながらも
見事清老頭を和了！大柳君に親役満直撃したのでした。
そしてこのまま、鷲尾さんが敗北した弟子2人を迎えに来る展開だと
思っていたらところがどっこい。弟子2人の片割れが勝ち上がりました。
なら鷲尾さん、きっと決勝に応援に来るはずよね、私信じてる！
というわけで、HERO感想を書き続けることにしました。
ひろさんから目を離せないってのもあるんですが、やっぱ最優先は鷲尾さんっすよ…！

さてさてひろさん、味方だと思っていた岸辺さんにオーラスで
ハネ満持っていかれて持ち点10万点切り。予選落ちです。

味方に裏切られた形になりました。かつて自分が鷲尾さんに
ロン牌を送った時のように…。
鷲尾さんの言っていた「因果応報」は弟子じゃなくて、岸辺さんの方でしたか！
そしてこの岸辺さん、なかなかタチが悪い。


第一次東西決戦・ロン牌送りの時は、鷲尾さんかひろさんの
どちらかが勝利を決めなくば、西に敗北してしまう危険性もありました。
それまでの経緯もあって、味方であろうと蹴落とすと腹をくくったあのあたり、
ひろさんは本当に人が変わったようでした。
が、今回岸辺さんは手役を満貫で止めていればひろさんと共に決勝に行くこともできた。
それをあえてしなかったのは、甘ちゃんは切り捨てようって腹でしょうね…。

…これで「獅子は子を千尋の谷に落とす」的な裏があったら
スゲーってなるんですがね。中田＆大柳とのコンビ戦を受けてのこの流れですし。
なんか、ひろさんの甘さに岸辺さんはひたすら怒ってるように見える。
岸辺さんが以前受けてた電話とか、まだ回収されてない伏線ありますしね。

↑今号でもどこかに電話してます

とりあえず中田＆大柳！笑うのやめい！
お前らだって前号で完封負けしたっちゅうに！

彼らにとっては、中田君だけでも決勝に上がれたし
想定外ながら、ひろさんを落とすという目的は達成できたから
万々歳だから仕方ないですがね…。
予選は西方さん、岸辺さんに続き中田君が勝ちあがり、そして…
平良さんとかいう人が残りの枠を埋めて、あっさり最後の決勝進出者も決定。

って中田君のフルネーム「中田翔平」！

↑某ハムの翔さんが元ネタかな…？

予選終了後、ひろさん真っ白です…。

天さんへの、沢田さんへの道は潰えた。
そう思われたひろさんに黒服が差し出したワイルドカード。

「これは予選9万点越えの者にのみ渡されるもの。
正解すれば予選通過、しかし不正解なら…死」
え？麻雀じゃなくてクイズかなんかなの？
それでも、これが本当にラストチャンス。さながら
地獄に下ろされた蜘蛛の糸です。過去、腕を1本賭けろと言われて
躊躇してましたが、これはひろさんもう即受けしかないね…。

最終ページのアオリ文は
「かすかに繋がった望みの綱…。だが、その道は死のロード」
…死のロードって、鉄骨渡りかなんかでしょうか…？うん…頑張れひろさん…。