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流氷見学記その2
2013 - 02/23 [Sat] - 23:30
運営側の心づくしのサービスが憎いです。でもね…
「本日は航路に流氷がありませんが、代わりに船内ビデオで
流氷の映像を上映いたします」
このアナウンスには船内あちこちから失笑が漏れていました…。
けれども出航してしまえば、なんとなくテンションが上がり
海ー!岬ー!とはしゃいでしまうもの。我ながら現金です。
空は晴天なり。海上を軽やかに進むおーろら号。
どれどれじゃあデッキに出てみますかね…って寒っ!
ビュウウウウウ… ウウウウウウ…
陸より海上は風が強く、油断すれば吹き飛ばされそうな勢い。
冷たい冬の海風は容赦なく吹き付けてきます。
ちょ、やばいよやばいよ。これやばいよ…!
出川哲郎の名言(?)が自然と出てきます。
いやマジで命の危険すら感じる風でした…。
が、船が進んで眼前が白一面になった時は寒さを忘れました。

海の色が変わるのが不思議な感じでした。

凍った海を航行していく砕氷船、改めて凄い…。
ただ…ちょっとだけよぎる、いえ嘘です。心の大部分を占める
「これが流氷だったらなあ~」という気持ち!

ぶつくさ言いながら景色を見ていたのですが、船尾に回った時…
そんな小さな感情が飛んでいくのを感じました。

道ができている。
「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」
まさに『道程』の世界です。
道程の詩はこの後
「ああ、自然よ 父よ 僕を一人立ちにさせた広大な父よ…」
と続くのですが…。
間近に感じる父なる自然、母なる海。
厳しい大自然の中を、力強く進んでいく砕氷船。

そして自分の中に浮かんだ『道程』の一節。しみじみと感じる言葉の力…。
すぐにまた凍ってしまうとしても、自分たちの航路を、後ろの続く道を
わが目で見つめられただけでもここに来てよかった。心からそう思いました。
あと、道のお嬢さんのことも連想しちゃいましたww

……なーんて言いつつ、熱が冷めればやはり残念で、
帰りに寄った流氷硝子館では流氷のカケラ(ガラス製)なるものを
お買い上げしちまいました。

道の駅では流氷ソフト&流氷アイスを食べたし…。

よほど残念そうな顔をしていたのか、市場に寄ったら
流氷飴をどっちゃりいただきました。10袋位あったよ…。

…よくよく考えれば、流氷は見られなかったのでこの日記も
タイトル『流氷見学記』ではおかしいのですが…実は後日
さかい夫が仕事でふたたび網走を訪れた日はバッチリ流氷を
見られたそうですので、その写真を載せておきます。

夫は見た…!

↑ほれこの通り…
私も次の機会にこそ是非!
次はガリンコ号(紋別)でリベンジしたいと思います★
流氷見学記その2はおーろら乗船編。
※乗船までのその1はコチラです。
…ですが、意気揚々と網走入りしたこの日のおーろらは海上遊覧。
つまり初・流氷はおあずけ。
楽しみにしていただけに、ちょっとだけ泣けてきました。
しかし、さかい&夫にとってこれが今冬初めてのアクティビティ。
これを逃したら引きこもりまっしぐらの冬かもしれません。
流氷はなくても、思い出に船に乗ろうということで、予定通り乗船しました。
↑船内にクリオネがいました。
運営側の心づくしのサービスが憎いです。でもね…
「本日は航路に流氷がありませんが、代わりに船内ビデオで
流氷の映像を上映いたします」
このアナウンスには船内あちこちから失笑が漏れていました…。
けれども出航してしまえば、なんとなくテンションが上がり
海ー!岬ー!とはしゃいでしまうもの。我ながら現金です。
空は晴天なり。海上を軽やかに進むおーろら号。
どれどれじゃあデッキに出てみますかね…って寒っ!
ビュウウウウウ… ウウウウウウ…
陸より海上は風が強く、油断すれば吹き飛ばされそうな勢い。
冷たい冬の海風は容赦なく吹き付けてきます。
ちょ、やばいよやばいよ。これやばいよ…!
出川哲郎の名言(?)が自然と出てきます。
いやマジで命の危険すら感じる風でした…。
が、船が進んで眼前が白一面になった時は寒さを忘れました。

海の色が変わるのが不思議な感じでした。

凍った海を航行していく砕氷船、改めて凄い…。
ただ…ちょっとだけよぎる、いえ嘘です。心の大部分を占める
「これが流氷だったらなあ~」という気持ち!

ぶつくさ言いながら景色を見ていたのですが、船尾に回った時…
そんな小さな感情が飛んでいくのを感じました。

道ができている。
「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」
まさに『道程』の世界です。
道程の詩はこの後
「ああ、自然よ 父よ 僕を一人立ちにさせた広大な父よ…」
と続くのですが…。
間近に感じる父なる自然、母なる海。
厳しい大自然の中を、力強く進んでいく砕氷船。

そして自分の中に浮かんだ『道程』の一節。しみじみと感じる言葉の力…。
すぐにまた凍ってしまうとしても、自分たちの航路を、後ろの続く道を
わが目で見つめられただけでもここに来てよかった。心からそう思いました。
あと、道のお嬢さんのことも連想しちゃいましたww

……なーんて言いつつ、熱が冷めればやはり残念で、
帰りに寄った流氷硝子館では流氷のカケラ(ガラス製)なるものを
お買い上げしちまいました。

道の駅では流氷ソフト&流氷アイスを食べたし…。

よほど残念そうな顔をしていたのか、市場に寄ったら
流氷飴をどっちゃりいただきました。10袋位あったよ…。

…よくよく考えれば、流氷は見られなかったのでこの日記も
タイトル『流氷見学記』ではおかしいのですが…実は後日
さかい夫が仕事でふたたび網走を訪れた日はバッチリ流氷を
見られたそうですので、その写真を載せておきます。

夫は見た…!

↑ほれこの通り…
私も次の機会にこそ是非!
次はガリンコ号(紋別)でリベンジしたいと思います★
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