ドキドキ！プリキュア第12話感想＆考察

2013 - 04/23 [Tue] - 02:45

「相田先輩、僕を弟子にして下さい！」
マナの答えは
「いいよ。あたしにできることなら協力するよ」

か…軽い…！軽いよマナ…！
将来変な男にストーキングされたりしないよう
気をつけなきゃダメだよ…。
あ、六花がいるから大丈夫か（笑）

ドキドキ！プリキュア第12話
『マナの決意！あたし弟子をとります！』
の感想です。

前回、新武器ゲットしパワーアップしたプリキュアさん達。
とはいえ喜んでばかりもいられません。まこぴーの目的である
トランプ王国の王女様探しはちっとも進んでいないのです。
…シャルルの言った
「実はアイちゃんはとっても頼れる助っ人なのかもしれないシャル」
および、アイちゃんの目と髪の色に着目したらどうかなとも
思うんですが…。
これで、アイちゃんがただのちょっと変わった
赤ちゃんだったらある意味凄いですが…w

が、今回はマナに弟子入り志願する後輩が登場です。
王女様探しはまた今度ですねまこぴー（笑）
弟子志願者の名は1年B組早乙女純。
本を運んでいた際、手伝ってくれたマナの
力強くて頼もしくて、まるで白馬の王子様のような
姿に惚れこんで弟子入りしてきたとのこと。

「僕は相田先輩のように強くたくましい男になりたいのです」
って、女性にむかって言うのは何気に失礼な気もしますが…。
マナはあっさり了承。というのも、マナに憧れる人は
たくさんいるからこういうことは初めてじゃないのですby六花
ボヤきながらも見守る六花が、まさに嫁の貫禄でしたな…。
こうして純くんを弟子にとったマナですが、特に何を
指導するわけでもなく。いつも通りの多忙な毎日を過ごします。
・購買部で焼きそばパンをゲット（他の生徒のため）
・購買のおばちゃんのお手伝い
・保健室に怪我人を運ぶ
・保健の先生のパシリ
・生徒のケンカの仲裁
・体育館のお掃除を手伝い
・生徒会活動
・横断歩道で小学生を誘導
・赤ちゃんを抱っこしたお母さんの荷物持ち
・老夫婦の肩もみ
・アイちゃんのお世話
笑顔でこのハードメニューをこなすマナ…！
「楽しいよ。だって、ありがとうって言ってもらえたり
喜んでもらえたりすると、嬉しいじゃない」
あくまで自分も楽しんでのことだそうですが…
購買部では自分の分のパンを買い損ねて「六花さま～！」
と、相変わらず幸せの王子＆ツバメっぷり。

う～ん、マナってやっぱり自分の身を削っている部分がありますね…。
周囲があまりにマナに甘えるのが当たり前になっているだけに、
マナの優しさがすべて他の人のためになっているのかもちょっと疑問ですし。
出来ないから手伝ってあげるんじゃなく、1人でもちゃんと
出来るようにしてあげるのが本当の愛ではないかと。
焼きそばパン買うの手伝ってあげるって何それレベルですし…。
そういう部分を消化する今回の純くんエピソードなのかと
思いますが、他の生徒も先生も購買のおばちゃんすら
生徒会長頼りなのはどうにも不自然です…。
そこだけは今後の展開に期待したいです。

さて話を戻して、マナの弟子略してマナ弟子の純くん。
戸惑いながらも「ぼ、僕もっ…！」とマナのハードな
日々をお手伝いです。さすがに疲れてへとへとになり
マナのように人助けを『楽しい』と感じる余裕までは
ないようですが、努力に努力を重ねます。
「僕は本当になれるのかな、先輩のように…。
いや、頑張れば！僕だって！」
気合十分な純くんを岡田も応援します。
「君の望みが叶うようにお守りラビーズをあげよう」
え！？キュアラビーズ！？
純くんてもしや…！変身とかする…？追加戦士！？
…と一瞬思ったのは私だけじゃないですよね？ね？

ラビーズゲットの純くん。しかし自信は失われる一方です。
本棚の上の方にある本を取れず、マナに助けられたこと。
テニス部の練習相手になるマナのスーパーサーブを
目の当たりにしたこと。マナの鞄が重くて持てなかったこと。
マナの走るスピードに追いつけなかったこと…。

高い本棚よりも越えられない高さのマナの存在は
なんと純くんのハートをジコチュー化しちゃいました！
「僕は背も低くて、足も遅くて、力もなくて
どんなに努力しても僕は先輩みたいにはなれない。
強く、大きくなりたい。先輩よりも！」

えっ、ちょ、これでジコチューって見なされるの？
別にマナを下剋上する！って言ってるわけではないのに！
これで自己中だったら、世の中から競争とか向上心が
なくなっちゃうぜ…！

ですが今回のお当番・イーラも殺る気満々。
どんどん重傷化するベールに発破かけられたこともあり
「たまには気合い入れなきゃな」でビーストモードに変身！
はあああああ…！からの～

パオーン
「あれは…ゾウ…？」「ゾウね」「ゾウですわ」

ベールがガラケー、イーラは可愛いゾウさんです。しかし
可愛いだけじゃないのがジコチューの約束なのとばかりに
イーラは変身したプリキュアさん達を圧倒します…！
「強くなりたい。大きく、たくましく」
「でも僕は先輩みたいにはなれないんだー！」
という純くんの願いはめちゃくちゃ利用されています。
これにはプリキュアさん達、檄を飛ばしました。
「あなたマナの何を見てたの！」
「マナだって最初から何でもできたわけじゃない」
「できるできないではなく、大切なのは誰かのために
何かをしたいという心。それが強さ」
「あたしだってしょっちゅう失敗したり
落ち込んだりしてる。純くんと同じだよ」

マナみたいになりたいというのは、マナ"に"なりたいと
同義ではありません。強さもたくましさも人それぞれ。
自分が今できることは何か。今できないことは努力する。
そういう姿勢こそがマナの強さで、それは口で説明できることでは
ないから、一緒に行動することでマナは純くんに伝えていたのかなと。
それに、純くんはマナを崇拝しすぎていたきらいがあるけど
マナだって普通にヘコんだりもするわけで…。

4人の言葉は、ジコチュー化した純くんにも届いていました。
イーラがキュアハートを踏みつぶそうとしたのを止めましたよ！
「ほら、やっぱり。あたしみたいにならなくても
純くんはとってもステキだよ」
マナに弟子入りしてきた時点で、自分の力で憧れの存在に
近づこうとする積極性が純くんにはすでにありました。
その心に、マナもキュンキュンしていたのです。

「純くんのハートは渡せない。純くんを返せー！」
プリキュア名物・皆で支えてからの投げ返し炸裂です！
新武器での戦闘も今回は見応えありました。
スパークルソードで牽制、ロゼッタリフレクションで
攻撃跳ね返してダイヤモンドシャワーで凍結！
そしてハートシュートで決め！
「強くなりたいって努力する純君の想い、まっすぐな願い
それは決してジコチューな心なんかじゃない！」
これ言ってくれてよかったよハート…。
一途なことと自己中を一緒にされたらたまらん…。
ハートシュートをもろに喰らったイーラ、来週は
包帯ぐるぐるで登場かしら（笑）

戦闘後、マナに膝枕をしてもらった純くん。
なんというハッピーボーイ…！
そんな純くん、ジコチュー化されていたことは
覚えていないようでしたが、悟りはしたようです。
マナの元に現れなくなり数日後、学校の花壇に彼はいました。

「僕、気づいたんです。僕は先輩みたいに強くはなれません。
でも僕の花を見て誰かが笑顔に、元気になってくれたらいいなって。
僕が憧れていたのは、きっとそういうことだと思うんです」
やっぱり、すでに『強さ』を持っていたようです純くん。
その胸に輝くのはキュアラビーズ。何気にマナ達の知人が
ジコチュー化したのは初。しかも操られきらない強さを持っている。
…純くん、再登場するかな…。仕込みは十分かと思うのですが…。
でもこのままスルーの可能性もおおいにあるかな…。

そんな余韻に浸る間もなく、新キャラ・レジーナ登場！
「ふうん、あれがプリキュアかあ。
いい遊び相手見ーつけた」

タイツの模様が…見覚えある柄です…。

しかし、まず次回はようやく四葉ありす嬢にスポットが
当たるようです。今まで無理やり出てた感があったからなあ。
とか言いながら、予告にいた縦テールちゃんの方が
目立つ予感も…すごくします…。