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アニメ『進撃の巨人』第9話感想
2013 - 06/07 [Fri] - 22:35
彼らの戦いぶりから9話はスタートです。
時系列的に、トロスト区に巨人が来たのは
彼らが出かけてからなわけです。う~ん、まるで
精鋭の不在を狙ったかのようなタイミング!

兵長であるリヴァイや、奇行種にワクワクドキドキな
ハンジさんの戦いっぷりを見ていると、巨人が
雑魚敵に思えてしまいますが…。
彼ら精鋭であっても、壁外調査には毎回3割を越す
損害が伴うそうで。改めて、人類と巨人の間の力の差を
思い知らされます…。
今回の任でも、1人の兵士が今まさに巨人に
喰われようとしていましたが…。
「今に見てろよ…お前らなんか今に…人類が滅ぼす…!
最後に残るのは人類だ…!お前らなんか…きっと…!
リヴァイ兵長が…!」

そのリヴァイ兵長、巨人の返り血を
「チッ、汚ねえな…!」とフキフキしてた潔癖症と思いきや
瀕死の部下の血まみれの手をためらわずに取って
「お前の遺した意思が、俺に力を与える。
約束しよう。俺は必ず、巨人を絶滅させる!」
部下を最期の最期まで案じていました。

対外的な態度はどうあれ、熱い心の持ち主のようです。
そして『巨人を絶滅させる』という意思の強さは
エレンを髣髴とさせますが…。
一方のエレン、今回は修羅場です。
いえ、案じていた通りというか…。
巨人を殺していたとはいえ、人間が巨人になる。
それを目の前で見てしまったら、たとえ同じ人間同士であろうと、
巨人化した者を恐れ、排除しようとなっても無理はありません。
むしろ、本能と言うべきでしょう…。
ただ、当のエレンは巨人に飲まれてからの記憶は曖昧。
巨人に飲まれて母の幻を見て
「どうして俺たちは奪われる…命も、夢も…」
嘆いて一旦は絶望するものの…。
巨人に噛みちぎられた左腕を上へ伸ばします。そして…

「諦めてたまるか…!駆逐してやる…!
一匹残らず…!俺がこの手で…!
殺してやる…!」
エレンを支配したのは巨人を駆逐するという意思のみ。
「駆逐してやる…!この世から…
一匹残らず…!もっとだ…!もっと…!
もっと殺せ…!殺したい…!もっと…!
いっぱい…!殺してやる…!」
巨人化した後も、その一念で巨人を
駆逐しまくっていた…ということのようです。

しかし回想を見る限り、エレンが巨人化した後も
巨人達はエレンを敵とみなして襲い掛かってきていた
ようにも見えました。…ニオイとかで本物(?)の
巨人じゃないとかわかるんでしょうかね…?

とはいえ、エレンが帰還したのは人間の世界です。
「殺してやる…!」
この呟きを、待ち受けていた駐屯兵団に聞かれちゃって
エレンは大ピンチです。エレンを守ろうとするのは
ミカサとアルミンだけ。
駐屯兵団、よくよく見れば補給兵を見捨てて逃げた
キッツ隊長ですね。彼らにエレンは命の処遇を問われていました。
「率直に問う。貴様の正体は何だ。人か?巨人か?」
これ難しいなー。なんて答えても「嘘つけ!」って
言われそうです。エレンも答えようがない。
「質問の意味がわかりません!」
たしかにこう言うしかないかもなコレ…。

ちなみに、一緒に帰還したジャン達には守秘義務が
課せられ、エレンの件は他の兵士にも秘密にしていました。
もっとも、隠し通せるような話じゃないし
すぐに人類全体に知れ渡るのは間違いないでしょう。
「それまでに人類があればな…」
ジャンの言葉はいちいち重くてしんどいですなあw

所かわって、今や隊長に昇進したハンネスも
エレン達の身を案じつつ、彼らの無事を信じていました。
「強い子たちだ。それぞれに生き抜く術を持っている。
1人は高い戦闘技術・1人は強靭な精神力
そしてもう1人はとても賢い頭を持っている」
ええ…、今やその内1人は巨人化の力まで
得たくさいっすよ…。
しかしながら、エレンのピンチは続行中。
エレン本人も説明できない事象が起こっていますし
疑われても仕方がないことです…。
引き続きキッツは、今が人類存亡の危機の現場であり
得体のしれないものを消そうとします…。
「リスクの早期排除は妥当だ。
私は間違っていない!」
理解はできますが…賛同はできかねる発言ですな…。
エレンは人類の希望であるかもしれないんですし
いきなり殺そうとするのは早計じゃね??

ともあれエレンが巨人だろうが希望だろうが
関係なく、エレンに危害を加えようとする者は
許せないミカサ。駐屯兵団をすら敵に回すことを
厭いません。
「私の特技は肉を削ぎ落とすことです
必要に迫られればいつでも披露します。
私の特技を体験したい方がいれば
どうぞ1番先に近づいて来てください」

すでにその実力、並の兵士100人に匹敵すると
称されるミカサ。駐屯兵団もたじたじの迫力…!
「どこの誰が相手であろうとエレンが殺されるのは
阻止する。これ以外に理由は必要ない」
熱い…!熱いですミカサ…!
しかしアルミンが言うように、この場ではまず
話し合いが必要かと…!
結局、正体不明だから恐怖が先立ち蔓延しているわけで
話せばわかる、かもしれないのですから…。
この状況に、エレンも自身の立場を認識します。
「俺が巨人じゃないと思ってるのは俺だけか…」
ってオイ!そこからか!w
しかし、巨人どころか今や、人間に殺される危機です。
「もう1度問う!貴様の正体は何だ!?」
答えを間違えれば、エレンだけではなくミカサ達も…。
エレンの答えは…。
「人間です!」
うん、これ以外に答えようがないですよね…。
しかし、キッツの手は大砲を撃つ合図を出すため
上がっていきました…。
「そうか…悪く思うな…。仕方ないことだ…。
誰も自分が悪魔じゃないことを証明できないのだから」
いやいや、キッツさんはどんな答えが返ってきても
エレンを消す気満々だったでしょコレ!
もう猶予はない。エレンを抱えて逃げようとするミカサ。
その拍子に、エレンは鍵を目にします。そして、自身の首に
かかっていた鍵が、ある記憶を呼び起こします…!

5年前のエレンとエレンパパ、グリシャ。
グリシャは泣きながら、エレンに謎の薬(?)を注射します。
「この鍵をずっと肌身離さず持っているんだ。
そして見るたびに思いだせ。お前が地下室に
行かなければならないことを」
グリシャ曰く、注射のせいでエレンには記憶障害が起こる
だから、今説明してもダメとのことでしたが…。

とりあえず、地下室に行けという旨をエレンは
思い出したようです…。
「ウォールマリアを奪還して、必ず地下室に辿りつくんだ。
" この力" はその時役にたつはずだ。使い方は彼らの記憶が
教えてくれるだろう。
エレン!いつか地下室に行けば真実がわかる。
辛く苦しい道のりだが必ず辿りつくんだ!
ミカサやアルミン、みんなを救いたいなら…
お前はこの力を支配しなくてはならない!」
そこまで思い出したエレン、手を噛んだ…と思ったら!
なんと、再度巨人化…!

今度は皮膚のない、骨も剥き出しな巨人に…。
こ、これは…!ミカサとアルミンのことは助けられたけど
さらにエレンの立場が危うくなってしまうのでは…!?
「恐怖に囚われ思考を放棄した駐屯兵団は
エレン処刑の断を下す」
予告がさらに修羅場です…!
とにかく、グリシャの言っていた" この力" は
巨人化のことで間違いなさそうです。
と言うことは、グリシャは何らかの方法で巨人を
作りだせるということで…。
ついでに『使い方は彼らの記憶が教えてくれる』の
「彼ら」とは巨人なのか、巨人に喰われた者なのか…?
地下室には何があるのか?っていうかウォールマリアって
陥落しちゃってるのにどうやって辿りつけと…?
巨人化してるとはいえさあ…。
謎は深まるばかりですが、とりあえずグリシャが
今どこで何をしているのか気になります。グリシャを
引っ張ってくれば謎ぜんぶ解けるんじゃない?コレ(笑)
巨人の襲撃を受けたトロスト区で、兵士達の被害が
大きかったのは、精鋭である調査兵団の不在も影響していた。
彼らはその朝、壁外調査に出発したばかりだった。
…運というか、巡り合わせというのか…。
やるせない事実ですな…。
進撃の巨人第9話
『左腕の行方-トロスト区攻防戦5-』
の感想です。
彼らの戦いぶりから9話はスタートです。
時系列的に、トロスト区に巨人が来たのは
彼らが出かけてからなわけです。う~ん、まるで
精鋭の不在を狙ったかのようなタイミング!

兵長であるリヴァイや、奇行種にワクワクドキドキな
ハンジさんの戦いっぷりを見ていると、巨人が
雑魚敵に思えてしまいますが…。
彼ら精鋭であっても、壁外調査には毎回3割を越す
損害が伴うそうで。改めて、人類と巨人の間の力の差を
思い知らされます…。
今回の任でも、1人の兵士が今まさに巨人に
喰われようとしていましたが…。
「今に見てろよ…お前らなんか今に…人類が滅ぼす…!
最後に残るのは人類だ…!お前らなんか…きっと…!
リヴァイ兵長が…!」

そのリヴァイ兵長、巨人の返り血を
「チッ、汚ねえな…!」とフキフキしてた潔癖症と思いきや
瀕死の部下の血まみれの手をためらわずに取って
「お前の遺した意思が、俺に力を与える。
約束しよう。俺は必ず、巨人を絶滅させる!」
部下を最期の最期まで案じていました。

対外的な態度はどうあれ、熱い心の持ち主のようです。
そして『巨人を絶滅させる』という意思の強さは
エレンを髣髴とさせますが…。
一方のエレン、今回は修羅場です。
いえ、案じていた通りというか…。
巨人を殺していたとはいえ、人間が巨人になる。
それを目の前で見てしまったら、たとえ同じ人間同士であろうと、
巨人化した者を恐れ、排除しようとなっても無理はありません。
むしろ、本能と言うべきでしょう…。
ただ、当のエレンは巨人に飲まれてからの記憶は曖昧。
巨人に飲まれて母の幻を見て
「どうして俺たちは奪われる…命も、夢も…」
嘆いて一旦は絶望するものの…。
巨人に噛みちぎられた左腕を上へ伸ばします。そして…

「諦めてたまるか…!駆逐してやる…!
一匹残らず…!俺がこの手で…!
殺してやる…!」
エレンを支配したのは巨人を駆逐するという意思のみ。
「駆逐してやる…!この世から…
一匹残らず…!もっとだ…!もっと…!
もっと殺せ…!殺したい…!もっと…!
いっぱい…!殺してやる…!」
巨人化した後も、その一念で巨人を
駆逐しまくっていた…ということのようです。

しかし回想を見る限り、エレンが巨人化した後も
巨人達はエレンを敵とみなして襲い掛かってきていた
ようにも見えました。…ニオイとかで本物(?)の
巨人じゃないとかわかるんでしょうかね…?

とはいえ、エレンが帰還したのは人間の世界です。
「殺してやる…!」
この呟きを、待ち受けていた駐屯兵団に聞かれちゃって
エレンは大ピンチです。エレンを守ろうとするのは
ミカサとアルミンだけ。
駐屯兵団、よくよく見れば補給兵を見捨てて逃げた
キッツ隊長ですね。彼らにエレンは命の処遇を問われていました。
「率直に問う。貴様の正体は何だ。人か?巨人か?」
これ難しいなー。なんて答えても「嘘つけ!」って
言われそうです。エレンも答えようがない。
「質問の意味がわかりません!」
たしかにこう言うしかないかもなコレ…。

ちなみに、一緒に帰還したジャン達には守秘義務が
課せられ、エレンの件は他の兵士にも秘密にしていました。
もっとも、隠し通せるような話じゃないし
すぐに人類全体に知れ渡るのは間違いないでしょう。
「それまでに人類があればな…」
ジャンの言葉はいちいち重くてしんどいですなあw

所かわって、今や隊長に昇進したハンネスも
エレン達の身を案じつつ、彼らの無事を信じていました。
「強い子たちだ。それぞれに生き抜く術を持っている。
1人は高い戦闘技術・1人は強靭な精神力
そしてもう1人はとても賢い頭を持っている」
ええ…、今やその内1人は巨人化の力まで
得たくさいっすよ…。
しかしながら、エレンのピンチは続行中。
エレン本人も説明できない事象が起こっていますし
疑われても仕方がないことです…。
引き続きキッツは、今が人類存亡の危機の現場であり
得体のしれないものを消そうとします…。
「リスクの早期排除は妥当だ。
私は間違っていない!」
理解はできますが…賛同はできかねる発言ですな…。
エレンは人類の希望であるかもしれないんですし
いきなり殺そうとするのは早計じゃね??

ともあれエレンが巨人だろうが希望だろうが
関係なく、エレンに危害を加えようとする者は
許せないミカサ。駐屯兵団をすら敵に回すことを
厭いません。
「私の特技は肉を削ぎ落とすことです
必要に迫られればいつでも披露します。
私の特技を体験したい方がいれば
どうぞ1番先に近づいて来てください」

すでにその実力、並の兵士100人に匹敵すると
称されるミカサ。駐屯兵団もたじたじの迫力…!
「どこの誰が相手であろうとエレンが殺されるのは
阻止する。これ以外に理由は必要ない」
熱い…!熱いですミカサ…!
しかしアルミンが言うように、この場ではまず
話し合いが必要かと…!
結局、正体不明だから恐怖が先立ち蔓延しているわけで
話せばわかる、かもしれないのですから…。
この状況に、エレンも自身の立場を認識します。
「俺が巨人じゃないと思ってるのは俺だけか…」
ってオイ!そこからか!w
しかし、巨人どころか今や、人間に殺される危機です。
「もう1度問う!貴様の正体は何だ!?」
答えを間違えれば、エレンだけではなくミカサ達も…。
エレンの答えは…。
「人間です!」
うん、これ以外に答えようがないですよね…。
しかし、キッツの手は大砲を撃つ合図を出すため
上がっていきました…。
「そうか…悪く思うな…。仕方ないことだ…。
誰も自分が悪魔じゃないことを証明できないのだから」
いやいや、キッツさんはどんな答えが返ってきても
エレンを消す気満々だったでしょコレ!
もう猶予はない。エレンを抱えて逃げようとするミカサ。
その拍子に、エレンは鍵を目にします。そして、自身の首に
かかっていた鍵が、ある記憶を呼び起こします…!

5年前のエレンとエレンパパ、グリシャ。
グリシャは泣きながら、エレンに謎の薬(?)を注射します。
「この鍵をずっと肌身離さず持っているんだ。
そして見るたびに思いだせ。お前が地下室に
行かなければならないことを」
グリシャ曰く、注射のせいでエレンには記憶障害が起こる
だから、今説明してもダメとのことでしたが…。

とりあえず、地下室に行けという旨をエレンは
思い出したようです…。
「ウォールマリアを奪還して、必ず地下室に辿りつくんだ。
" この力" はその時役にたつはずだ。使い方は彼らの記憶が
教えてくれるだろう。
エレン!いつか地下室に行けば真実がわかる。
辛く苦しい道のりだが必ず辿りつくんだ!
ミカサやアルミン、みんなを救いたいなら…
お前はこの力を支配しなくてはならない!」
そこまで思い出したエレン、手を噛んだ…と思ったら!
なんと、再度巨人化…!

今度は皮膚のない、骨も剥き出しな巨人に…。
こ、これは…!ミカサとアルミンのことは助けられたけど
さらにエレンの立場が危うくなってしまうのでは…!?
「恐怖に囚われ思考を放棄した駐屯兵団は
エレン処刑の断を下す」
予告がさらに修羅場です…!
とにかく、グリシャの言っていた" この力" は
巨人化のことで間違いなさそうです。
と言うことは、グリシャは何らかの方法で巨人を
作りだせるということで…。
ついでに『使い方は彼らの記憶が教えてくれる』の
「彼ら」とは巨人なのか、巨人に喰われた者なのか…?
地下室には何があるのか?っていうかウォールマリアって
陥落しちゃってるのにどうやって辿りつけと…?
巨人化してるとはいえさあ…。
謎は深まるばかりですが、とりあえずグリシャが
今どこで何をしているのか気になります。グリシャを
引っ張ってくれば謎ぜんぶ解けるんじゃない?コレ(笑)
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進撃の巨人「第9話 左腕の行方 ――トロスト区攻防戦⑤――」/ブログのエントリ
進撃の巨人「第9話 左腕の行方 ――トロスト区攻防戦⑤――」に関するブログのエントリページです。
◎進撃の巨人第9話左腕の行方
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