ドキドキ！プリキュア第19話感想＆考察

2013 - 06/10 [Mon] - 21:10

トランプ王国の至宝・ロイヤルクリスタル。
5つ全てが揃った時、奇跡の切り札が現れるはず。
その大事なクリスタルを賭けて、マナ達はレジーナ側と
戦うことに！…ゲームで。

ってゲームって…え、ちょ…！もうもう、私の中の三村＠さまぁ～ずが
「ゲームかよ！」と叫びっぱなしです！

ドキドキ！プリキュア第19話
『クリスタルをかけて！ジコチューのゲーム！』
の感想です。

ジコチューのアジトで、相変わらずレジーナは
赤いロイヤルクリスタルに見とれていました。
まるで、クリスタルに魂を奪われてしまったかのように…。
そして、プリキュアさん達にとってはその赤いクリスタルこそ
最後の5つめ。王女様の手がかりまであと一歩。リーチです。
プリキュアVSジコチュー、クリスタルを巡るガチンコの予感です…！
…と思われましたが、案外平和的（？）な展開になりました。

クリスタルを手に入れんとするレジーナの
「ただ奪うだけじゃ面白くないわ、
だって相手はマナだもの。楽しくやらなきゃね」
エンターティナーっぷり(笑)と
「できれば…レジーナとは戦いたくないな…
戦わずにクリスタルを手に入れる方法ってないのかな…」
言葉はアレですが、この期に及んで甘いマナの意見が
一致した結果、クリスタル総取りを賭けてゲームを
することになりました。ゲーム内容は謎という怪しさMAX。

もちろん、マナ以外のプリキュアさんはマナを止めますが…
「でも、勝てば戦わずにクリスタルを手に入れられられる」
マナだって、罠が仕掛けられている可能性や不利な立場は
理解しています。しかしいつになくマナは強い調子です。
とはいえワンマンではなく今回は仲間に助力を求めました。
「でもあたし、この勝負に挑みたい。
協力してくれないかな？」
こうなれば、他の3人は折れざるを得ない。
「必ず勝ってクリスタルをゲットするわよ！」
…いえ、次の瞬間にはまこぴーはやる気満々でした。

が、最大の不安材料はプリキュアさんが勝った場合です。
その時は、ちゃんとレジーナはクリスタルを渡すのか？
そこで、マナはレジーナと指切りします。
念書とか言いださないあたり、なんか中学生っぽくて可愛いですw
「指切りげんまん、嘘ついたら針千本飲ーます
レジーナ、約束だよ」

レジーナが、針千本とか理解してるのかイマイチ不明ですが
とにかくプリキュアさん達はゲームステージへ！
なぜかアイちゃんも一緒。岡田はハブ(笑)

そういえばベールが言ってました。
「トランプ王国の騎士よ、レジーナ様はお前は呼んでいない」
…なんで岡田がトランプ王国の騎士だと知ってる？
以前岡田が病院送りになった時は特に何も言ってなかったし…。
レジーナから聞いたのか…？

ともかく、プリキュアVSジコチューでゲームスタート！
プリキュアさん達も変身です。今日のハートの決め台詞は
「レジーナ＆ジコチュートリオさん！このキュアハートが
あなた達のドキドキ取り戻して見せる！」
レジーナの反応が新鮮でした。
「いや～♪あたしをドキドキさせて～♪」ってアンタ…w

さてさて、競技は3つです。まずはサッカーのPK対決。
2013年6月4日にサッカー日本代表がPKを決めてW杯出場を
決めたことを考えるとタイムリーです。

それぞれ、GKはキュアロゼッタとベール。
プリキュア側は、まずソードがゴールを決めるも
その後はボロボロ。何でって、ボールがジコチュー！
ゴールもジコチュー！ボールが勝手に逃げるわ、
レジーナのノーコンボールすら、ゴールが伸びて
迎えに行く有様。ロゼッタリフレクションでガードするも
ゴールがキーパーを攻撃するってどういうこっちゃ。
キュアハートの実力でゴールを決めた…と思われましたが
ゴールにシャッターが下りちゃう始末ですし。
こんなのアリかとキュアソードは怒りに震えますが、
レジーナには通じない。
「アリだよ、だってここはあたしが作ったあたしの世界。
あたしがルールなんだから」

もう、ハートシュートでゴールネットぶち抜いたらどうかしら
ハートちゃん…。シュートって技名についてるしさ…。
しかし結局、第1ゲームはジコチュー側の勝利となりました。
第2ゲームはボウリング。ジコチューさん達はオールストライク！
「だてにいつもボウリング場でだべってないわ」とはマーモの弁。
普通に上手いです…。むしろ小細工なしで戦ってもいいんじゃ…。

ちなみにプリキュアさん側が投げる時は、ピンが
ジコチューになるわボールを避けるわと、またも卑怯全開。
けれど、このゲームを落とせばクリスタルは奪われる。
プリキュアさん達は一計を案じます。
キュアロゼッタが投げる時は、クラシックバレエ仕込みの
高速回転＆スパークルソードのアシストでピンを倒します。
残りのピンはキュアハートと…なんとアイちゃんのアシストで
全倒しです。…何というか…凄い赤ん坊です…！
そしてアイちゃん「しゅご～い」と喋りました！ソードも思わず
しゅごいと言っちゃう、初おしゃべり「しゅご～い」です。
「ママ～ありがとうきゅぴ～」＠CMじゃないんだw

さて、ラストゲームはドッジボール。
プリキュアさんの周囲はぐるりとジコチューボール。
相も変わらずルール無視！ダイヤモンドシャワーで
応戦するも、コートまで凍らされちゃいます…。
ですが、大事なラストゲームにドッジボールという
団体競技を持ってきたのがレジーナの運の尽き。
ささいなきっかけ（マーモそこどけ！）を契機に
味方同士で（イーラ→マーモ→ベール→レジーナの順）
うっかりボールをぶつけ合うわ罵り合うわでもう大変なことに！
レジーナがマーモをおばさん呼ばわりしたりともうカオスです。

結果、試合放棄でプリキュアさん側の勝ち(笑)
つまり、レジーナはクリスタルを渡さなくてはならないのですが…
「いや…！いやよ…あたしクリスタルがほしい…！
誰にも渡したくない！」
来たよコレw
レジーナの赤い目がさらにキラキラと輝きます…。
そんなレジーナをプリキュアさん達は説得します。
「クリスタルは、トランプ王国の宝物よ。
大切な人を見つけるために必要なものなの」
でもなあ～ソードのこの言葉にレジーナはこう返したんです。
「あたしにだって必要だわ！」
…もしかしたら、本当に必要だから固執してる？
他の4つは置いといて…、赤いクリスタルに関しては
ただのワガママじゃない必死さが感じられますレジーナ…。
瞳の色の揺らぎが、そのまま感情の揺れのようにも見えますな。

けれど、約束は約束。戸惑うレジーナ…。
ですが今回はトリオも一緒。
約束なんか破っちまえ。
邪魔するものは蹴散らせばいい。それがジコチュー。
ましてレジーナはキングジコチューの娘…。

いや、このくだりもなんかおかしいんですよね…。
キングジコチューの娘で、ジコチューの頂点に近いはずの
レジーナが1番プリキュアさん達の言葉に揺らいでいるし
むしろトリオに唆されている。どうにもジコチューらしからぬ
部分がレジーナにはあるような。。
しかしながら、レジーナは約束を破っちゃいました。
さらにお前のものは俺のもの！な、ジャイアニズムジコチューを
けしかけてきましたよまったくもう。
「レジーナ！約束は破るためにするんじゃない
守るためにするんだよ！」
キュアハートの叫びが痛々しく響きます…。

プリキュアさん達も負けてはいません。
ラブリーフォースアローでジコチューを浄化し
プリキュアさん＆アイちゃんは人間界に戻りましたが…
ついでにジコチュー勢も来ちゃった。
っていうか今日のジコチューを作りだした心の持ち主は
どこの誰なのやら…。
そのどさくさで、レジーナはクリスタルを奪いますが…
5つ揃ったクリスタルは輝きだして…飛んでいきました。

「クリスタルが…飛んでっちゃった…」
えっと…これは…、クリスタルは誰が集めようが
5つ集めたら飛んでいくものであったということ？
っていうか飛んでくのかよ！？
…またまた、私の中の三村＠さまぁ～ずが
「飛んでくのかよ！」と叫んでいます…。
とはいえ、結局レジーナは約束を違えたわけで。
そういう意味ではちょっと後味悪かったなあ今回…。
何らかのフォローが…あるかな？

さて次回、クリスタルが導く先に王女様がいる？

え、王女様=アイちゃんじゃないってこと？ww
そうだとばかり思ってたんですが…。
それにしても次回は雪山かい…。どこの山だよ…w