アニメ『進撃の巨人』第22話感想

2013 - 09/13 [Fri] - 23:05

第57回壁外調査もいよいよ大詰め。
結果はどうあれ…、終わりの始まりです。

進撃の巨人第22話
『敗者達-第57回壁外調査6-』
の感想です。

女型の巨人にエレンを奪われ、追いかけるミカサ。
リヴァイと合流し、この上ない最強タッグですが…
「そもそも、あなたがエレンを守っていれば
こんなことにはならなかった」
嗚呼…！ミカサ、言わんでやってくれよ…。
おそらく、それはリヴァイ自身が1番よく
わかっているはず…。
対するリヴァイは
「そうか。お前はあの時の…エレンの馴染みか」
あの時っていうのは審議の時のことかな？とは
思いますが…。女型の巨人と対等に渡り合う
ミカサをこの瞬間までなんだと思っていたんだろうw

ともかく、2人は目的を絞り込みました。エレンが
生きていることに全ての望みをかけて、女型の巨人に
挑みます！

リヴァイは鬼神の如き強さを披露！女型の巨人が
皮膚を硬化させるのも間に合わないほどの速さで
攻撃を仕掛けます…！

彼に比べれば、うなじを狙えそうだと逸った
ミカサはまだまだ青いなあと思えてしまう…。
結果、ミカサを助けた時にリヴァイが足を
痛めたようでした…。
「作戦の本質を見失うな」
ミカサに告げるリヴァイは、やはり上官なのだと
思いました。
最後、女型の巨人が泣いてたのは
エレンを取り返されたから…？？

さて、2人はエレン救出の目的は果たしたものの
調査兵団全体としては、今回の壁外調査は
失敗もいいところです。
女型の巨人は取り逃したし、兵士の遺体回収も
全員分は不可能…。巨人がいたりして回収できない

遺体を行方不明として処理したエルヴィン＆リヴァイ。
「お2人には人間らしい気持ちというのはないのですか！」
罵られていたけど…。そういう気持ちを捨てる覚悟がないと
調査兵団なんか率いられないということなんだろうな…。

リヴァイがいつの間にやら回収できなかった遺体の
紋章を持ってきてたり、壁の中に戻った時、2人の顔には
（ちびまる子ちゃんでいう）縦線だらけで、
人間らしい感情にも溢れていましたが…。

壁に戻る途中、巨人から逃れるために遺体を
ごろごろ転がすのが本当痛かった…。
このあたりの描写？が、原作にはないオリジナルの
エピソードで物議を醸したそうですが…。
遺体のひとつが恐らくペトラだったこともまた…。
世界は残酷。それがより一層深く感じられる描写でした。

さて、街に戻ったら、あるのはひたすら現実。
エルド、オルオ、グンタ…そしてペトラ。
帰りを待ちわびる家族や恋人の描写が切ない。
特にペトラパパ…。リヴァイへの熱い想いを
したためた手紙を娘から受け取り、いずれは
リヴァイに嫁入り…みたいな話をするのが！
嗚呼！痛すぎてもう…。

リヴァイは何も言わなかったけど、ここで
「おたくの娘さんはもう…」なんて
言えるわけないよな…。

エレンが見た夢のエピソードといい、現実の
帰還時のムードといい、今作戦は大失敗。
エルヴィン達責任者は責任を問われ、エレンも
王都に引き渡されることになり…。状況は最悪。
この状況を打破すべく、アルミンはアニに
頼みごとをするようです。

…って、予告を見る限り…アルミンはアニを
疑ってるってことかしら…。
いやまあ、壁外調査に同行していなかったし
入り込んだっていうならそうかもしれませんが。
しかし、疑いを持った理由が「金髪だから」
ってことは…アルミンだしそれはないか。。